【昆虫学者のお墨付き】虫大好きっ子に激しく推したい!!プチプラ☆虫取りグッズ

【昆虫学者のお墨付き】虫大好きっ子に激しく推したい!!プチプラ☆虫取りグッズ
デンマーク発の可愛い雑貨がプチプラで揃う「フライングタイガー コペンハーゲン」。この夏の人気商品「虫かご」「昆虫観察キット」で実際に虫捕りや観察をしてみたレポートです。
目次

梅雨が明けると夏本番!虫好きキッズたちの血が騒ぐ季節がやってきましたね。

昔も今も変わらない夏の遊びの定番、虫捕り。
道を歩いていても、子どもたちは虫の気配を感じては立ち止まりがち。道端で捕まえたバッタを見せてもらうと、子どもの指よりも小さくて、本当によく見つけるなあと感心します。

さて、昔から変わらない定番の虫捕りグッズといえば、虫捕り網に、虫かごですが、このたび、フライングタイガーで珍しい形の虫捕りグッズを発見!
デンマーク発のおしゃれな雑貨がプチプラでそろう「フライングタイガー」には、かわいくて魅力的な子どもグッズが大充実!虫捕りグッズもひと工夫あるものがそろっています。実際に子どもと遊んでみてチェックしました!

それがこちら!

上から時計周りに
「虫/魚かご」(550円・税込) 「虫かご」(右・220円・税込) 「昆虫観察キット」(左・110円・税込)

デザインや色合いがかわいい!

どう使うの?まずは使い方を確認!

見慣れない形をしているので、どう使うものなのかを、まずは確認してみました。

「昆虫観察キット」の先が丸くなったはさみのようなものは、丸い部分に虫を入れて、間近に観察するのに使うようです。欧米では、クモやゴキブリなど、直接触りたくない虫を見つけたときに捕まえる道具として販売されているようです。虫に興味はあるけど、触るのはまだちょっと…という虫捕り初心者の子どもたちが虫を捕まえるのによさそうですね。

ちなみに近所に住む大学の昆虫研究者にグッズを見せたところ、このはさみは「アリジゴクを砂ごと捕まえられる」とのことでした!

続いて、赤いピンセット。

クワガタ捕りに夢中の甥っ子(小学3年生)が「ピンセットを使う」というので、使い方を聞いてみると、「土の中にいるクワガタを捕まえるために土を掘ったり、木の皮の裏に隠れているクワガタを引っ張り出したり」とのこと。

それにはこちらのプラスチック製では弱くて使いづらいようですが、昆虫研究者は、「クワガタにはダメだけど、カニやザリガニ、イモムシをそうっとつまむのにはいいんじゃないか」。滑り止めがついているので、ぬるりとしたものにも対応できそうです。(写真は枯れたつぼみをつまんだところ)

紺色のスティックは、先がスプーンのようにくぼみがあります。使い方は「?」。
クワガタの飼育で幼虫を移動させるときに使う「虫スプーン」でしょうか。小さな幼虫や卵の移動に使えそうです。くぼみに小さな幼虫やイモムシを載せて、間近に観察するのにもよさそうですね。

お花の形の5つの部屋に分かれたケースは、小さな虫を入れるのによさそう。子どもたちが捕まえる虫はシジミチョウやダンゴムシなど、本当に小さな虫ばかりで、虫かごや飼育ケースに入れたらいつも見失ってしまいます。それに、肉食の昆虫が混じると、捕まえた虫たちがみんな食べられてしまいます。

研究者も虫捕りには小さなピルケースを愛用しているそうで、「お互いにパニックになって虫同士が噛みつくのを防げるから、1匹ずつ入れて持ち帰れるほうがいい」とのこと。透明ケースなので、近くで観察するのにもうってつけです。

いちばん大きくて、フタに拡大鏡がついている「虫/魚かご」は、「フィッシュウォッチャー」という名前がついているので本来は魚用みたいですが、昆虫を入れて観察するのにも使えます。ヤゴやアメンボなど水生昆虫を観察するのにもうってつけですね。

グッズは大人気!子どもたちの取り合いに

さて、実際に使ってみました!

今は梅雨真っただ中ですが、雨が上がったすきをねらって、幼稚園帰りに虫を探してみました。昆虫博士によると、梅雨時期の雨上がりは虫捕りに最適なのだそうです。

「あ、シジミ!」と虫の気配を感じたら捕まえずにはいられない息子の友だちも同行。草むらに首を突っ込んで、なかなか前に進みません!わが家の空想ばかりしている5歳男児は、じつはこれまでまったく虫に興味がなかったのですが、かわいいグッズと友人たちにつられて虫捕りに参加していました。

道端のこんな小さなくさむらですから、見つかる虫もちっちゃ!!
5分もたたないうちに、ケースの5つの部屋は埋まりました。小さなバッタ3匹と小さなコオロギ、ダンゴムシ。部屋が小さいので見失うこともないし、全方向からじっくり観察できるのはおもしろいですね。

捕まえた虫たちは家まで連れて帰るのかと思いきや、あっという間にリリース。「だって、次捕まえたやつ、入れられないじゃん!」

そして、テントウムシ、テントウムシダマシ2匹、小さなバッタ、ドウガネブイブイを捕まえて、またすぐに5つの部屋が埋まりました。

シジミチョウは小さなケースに入らないから、と拡大鏡つきの虫かごへ。拡大鏡をのぞいていたけど、ヒラヒラ飛び回るチョウを観察するのは難しかったみたい。

拡大鏡がついたフタは取り外して、虫メガネとして単独で使うのも人気でした。

みんな素手で捕まえていたので、一度も登場しなかった、はさみやピンセット。自宅で息子が「ナメクジみたいなのがいるー!」というので、出番かと持っていったところ、名前のわからない、とてもちっちゃくてすばしっこい虫で、ピンセットやはさみで捕まえるのは至難の業でした。やはり、「観察キット」は観察用に使うのがいいみたいです。

結論!あると便利でテンションもあがる

雨降りのじめじめした気分を吹き飛ばしてくれるような明るい色のポップなデザインの虫かごたちは、どんより曇り空の下でひときわ目立っていました。機能的でユニークなデザインに、親たちの目も釘付け!子どもの虫捕りに付き合うのが面倒なママでも、こんなかわいいグッズと一緒なら、テンションもあがりそうですね。

森や林に行かなくても、住宅街の道端にある小さなくさむらでも十分、虫捕りが楽しめました。小さな子どもたちは捕まえることに夢中で、観察するひまはまだないみたいですが、今回ご紹介したグッズは、目の前でじっくり観察するのにとても便利!大人がそばで待っている間に、子どもたちが捕まえた虫を観察するのもおすすめです♪

この夏、大活躍しそうなフライングタイガーの虫捕りグッズ。すぐに売り切れてしまうので、気になる人は今すぐお店に行ってみてくださいね。見つけたら即買い!が鉄則ですよ。

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執筆者

ライター 山口 舞

大学卒業後、テレビ局に勤務。幼児番組などを担当する。退職後、書籍・雑誌の編集に携わり、実用書や英語テキスト等を担当する。現在は、4歳男子の子育てをしながら、児童書の編集、児童文学創作、ソビエト児童文学の翻訳など活動中。

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