【子どもと性犯罪】100%遭わないと断言できない悲しい現実。だからこそ家庭で行いたい防止策と事後対策

【子どもと性犯罪】100%遭わないと断言できない悲しい現実。だからこそ家庭で行いたい防止策と事後対策
いまだニュースが絶えない子どもをターゲットとした性犯罪。社会の意識は高まりつつあるものの、絶対にわが子が性犯罪に遭わないとは言い切れません。少しでも巻き込まれないためにどうしたらいいのか、普段からできる防止策や遭ってしまったときの対策を性教育コンテンツユニット・アクロストンさんに聞きました。
目次

おぞましい子どもをターゲットにした性犯罪。わが子には絶対に被害に遭ってほしくないですが、残念ながら絶対に犯罪から身を守る方法はありません。

医師をしながら性教育について活動しているユニット・アクロストンさんによれば、家庭でできるのは、なるべく性犯罪に早く気づけるようにしておくこと、被害にあったあとにすぐに大人に相談できる環境づくりだといいます。

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性犯罪の加害者は7~8割が顔見知り

本当に残念なことですが、子どもへの性犯罪の加害者は7〜8割が顔見知りの犯行だといわれています。このため、「危ない人には近づかない」「知らない人についていかない」というのは、あまり意味がありません。

加害者はいきなりプライベートゾーンを触るわけではありません。最初は「かわいいね」と頭をなでたり、「あっちに行こう」と人気のない場所に誘ったりします
被害を最小限に食い止めるためには、子どもが加害者のこうした行為に違和感をいち早く抱くことが大切です。

危険を察知するために必要なのはからだの境界線

性被害の話ではよくプライベートゾーンを知っておこう、という話があるのですが、前述のように加害者はいきなりプライベートゾーンを触ったりはしません。ですから、まず知っておきたいのは、自分のからだの境界線です。

つまり自分のからだは自分のもので、人が勝手に触ってはいけないものだということ。人が触るときには、必ず合意を取るのだと教えてあげてください。そうすれば、加害者の行為の違和感に気づきやすくなります。

じつは「自分のからだは自分のもの」という考えは、普段から教えていないとできないことです。たとえおやこ間であっても、同意は大切にしましょう。

子どものからだに触れるときには、「着替えようね」「抱っこするね」など声をかけるようにします。イヤと言われたら無理やり触らず、触る必要があることをていねいに説明することが大切です

おもちゃの取り合いでも「NO」といえる練習を

同意がなく、されることに「NO」といえるようにしておくことも大切です。

子ども同士で起きるおもちゃの取り合いも、ついつい親は「譲ってあげたら?」と促してしまいますが、自分の気持ちを大切にして、イヤな時はイヤといって良いことを伝えてあげましょう。

もしも被害に遭ってしまったら…

どんなに対策をしていても、残念ながら被害に遭ってしまうことはあります。そんなとき、子どもがすぐに親に話せるようにしておきたいものですよね。

そのために、普段から子どもの話すことはなるべく口を挟まず、最後まで聞いてあげましょう。親となんでも話せる関係づくりをしておくことで、万が一のときも相談しやすくなります。

そして、もし子どもから被害を告白されたら、まずは「あなたが人気のない場所にいたから…あんな服装をしていたから…」などと子どもを責めないこと。被害者側がどんな状況であっても、落ち度はないということを心に留めておいてください。

***

わが子が性被害に遭うことを想像したくはありませんが、絶対にないとはいえないのが現実。忙しい毎日の中でいつもきちんと話を聞く…というのは難しいですが、子どもを守るためにも、良好なおやこ関係を築いておきたいですね。

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お話を伺った方

アクロストン

医師2人による性教育コンテンツ制作ユニット。小学生2人のお子さんがいるママとパパでもあります。小学校の保健の授業や楽しく性について学べるワークショップを日本各地で開催。子ども達に正しい性の知識を持ち、家庭内で性の話ができるようになる世界を目指して活動しています。

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