もうイライラしなくてすむ!科学的に怒りを手放す話題の「神子育て」に3児の母が衝撃を受けた!

もうイライラしなくてすむ!科学的に怒りを手放す話題の「神子育て」に3児の母が衝撃を受けた!
子育てにイライラはつきものですが怒ってばかりのママはもう嫌!そんな悩めるママにぜひ読んでほしいのが『科学的にイライラ怒りを手放す 神子育て』。科学的にイライラを解明、解決する「神子育て」で、自分も家族も幸せになっちゃいましょう!
目次

3人きょうだいの育児に奮闘するママライター、タキザワです! 毎日一生懸命に子どもと向き合っているからこそ、子育ての悩みは絶えませんよね…。

「イライラ、ガミガミばっかりの自分が嫌だ」 「精神的にも、時間的にも余裕を持って笑顔で子どもに向き合いたい」

ーーそんな悩めるママにおすすめの1冊が『科学的にイライラ怒りを手放す 神子育て』(朝日新聞出版刊)。

タイトルのインパクトがすごいこちらの本は、「科学的に子育てのイライラを攻略する」をテーマに、実際に子育て中のママを集めて実践した「神子育て講座」の内容を、そのまますべて書籍化したもの。 その内容がもう…すごいんです!!

※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

「神子育て」=「ママの幸せ」

こちらの本は、著者の星渉さんが約3ヶ月、全6回という長期スパンで行った講座を、書籍として文字に起こしたもの。 星さんから参加者への対話形式で進んでいきます。この対話というスタイルが、星さんが読者に話しかけてくれているようで、内容がすとんと頭に入ってくるんです。

著者の星渉さんは、心理学・行動学をベースにした人材育成をする会社の取締役として、世界中で講演、勉強会を行う作家、講演家。 脳科学・認知心理学をベースにした「心を科学的に鍛える」独自のビジネス法は職種を問わず人気を博しています。

そのビジネス法を子育てに応用したのが、こちらの「神子育て」! 星さんが提唱する「神子育て」の定義はずばり「ママの幸せ」。今自分が抱えている子育ての悩みについて考えてみてください。 「すぐにイライラしてしまう」「一度爆発すると止められない」…など自分のメンタルに関するものが多いのではないでしょうか。

筆者も正にそうで、疲れているときは特に子どものちょっとした言葉や行動にすぐにイラッとしてしまうのが悩み…。 落ち着いて考えれば子どもが何を思ってそうしたのかわかるのに、そんな余裕がないときってありますよね。星さんは「親であるママ(パパ)自身がいい状態でないと、子どもにいい影響を与えることはできない」、つまり「ママ(パパ)が幸せじゃないと、子どもも幸せになることができない」といいます。

この「神子育て」の目的は子どもを変えることではなく、親が自分を変えていくこと。親自身が幸せになることなんです。これはほかの育児書にはあまりない考え方なのではないでしょうか!

親が幸せになるための「幸せの4因子」とは?

具体的に「幸せ」ってどういうことなのかというと、じつはそんなに壮大な話ではありません。 星さんのいう「幸せ」とは、「嬉しい」や「楽しい」といういい感情を感じている状態。

「パパと一緒にいると安心できる」とか「子どもの寝顔を見てほっこりする」とか、そんな身近なことです。そんな幸せな気分でいると、それが家族に伝染してみんなが幸せになるとのこと。なんとこれは科学的に証明されているそうですよ!

「神子育て」では幸せには4つの因子があるとしています。

1.やってみよう因子

1つ目は「やってみよう因子」。子育てが「毎日同じことの繰り返しでつらい」と感じているママは多いのではないでしょうか。 人間、同じことを繰り返していると、次第に慣れてつまらなくなってしまうもの。どんなに忙しくても、「自分自身がやりたいこと」を持つことが幸福度を上げるポイントだといいます。

2.ありがとう因子

2つ目は「ありがとう因子」。家族や周りの人に感謝をすると、なんだか自分まで嬉しくなるという経験はありませんか? なんと、ほかの人に感謝をすると、自分自身が幸せになることが科学的にわかっているんです!

しかも子どもに「ありがとう」をたくさん伝えることで、話をよく聞いてくれるようになるとか。というのも「ありがとう」を伝えることは、相手に「あなたのことが大切」という自己重要感を伝える最強の方法。 子どもの自己重要感を高めることで、「自分のことを大切に思ってくれているママの話は聞いてもいい」と思うようになり、やる気を引き出すことができるんです!

3.なんとかなる因子

3つ目は「なんとかなる因子」。 子どものことや家族の将来のことなど、ママの心配の種は尽きません。でもここで楽観的に「なんとかなる」と思える人の方が幸せになれるんです。

もし何かに失敗しても、幸せに生きる方法はほかにいくらでもあるはず。悲観的になりがちなママは、「なんとかなる」と言い続けて、自分の脳にそう思いこませちゃいましょう!

4. ありのままに因子

そして最後は「ありのままに因子」。 子育てをしていると、どうしても周りの目が気になっちゃいますよね。筆者もつい「あの子はあんなに落ち着いているのに、どうしてうちの子は…」とか「お友だちのママみたいにうまく立ちまわれたら…」などとつい周りと比べがち。

しかしそれが自分の幸福度を下げてしまっているんですよね。「なんとかなる因子」と繋がりますが、心配しすぎると自分も子どももつらくなってしまいます。他人の目を気にせず、自分のやりたいことを貫く。子どもの「ありのまま」を認めると同時に、「ありのまま」の自分自身も受け入れましょう。 「自分は自分でいい」と思える人こそが幸せなんです!

いつまでも「幸せ」なママでいるために

本書の中で思わずドキッとしたのが

“日々「もうイライラしたくない」「なんとかしなきゃ」と思っていても、「いつまでにこうなりたい」という明確なものではないことが多い。”

という言葉。 とりあえず今目の前に起きていることをやっつけようとする「場当たり」的なことを繰り返していると、自分が一体どこに向かって行動しているのかわからなくなってしまう、と星さんはいいます。終わりが見えないから、不安になっていく一方なんですよね。

たとえば飛行機のように、目的地がわかっていたら違う方向に飛んでいても途中で航路を修正できるし、途中で積乱雲が出現しても迷わずに迂回ができる。星さんは本の中で、こんな人生の公式を教えてくれています。

現実(未来)=目的地×メンタル×手段

いろいろ本を読んで手段も知っていて、メンタルもしっかりしている。でもなかなか現実は変わらない。そんなときは目的地の設定がちゃんとできていないことが多いそうです。

星さんは結婚前から月1回、夫婦でミーティングを行っているそうですよ。 お互いどうなりたいかを話し、そのためにはどうすればいいか意見を交わして、最後はお互いに感謝の言葉で締める。 こうやって夫婦で方向性をすり合わせながら目的地を設定することで、4つの幸せの因子がバランスよく生活に根づいていくんですね!

***

じつは今回ご紹介したのは、書籍の序盤部分のみ。さらに読み進めていくと、ママがどうしてイライラしてしまうのか、そしてその脱却方法について科学的により深く解説してくれています。 しかも実際に講座で使用されたワークも記載されているので、実践しやすいのも嬉しいポイント♪ 今すぐ、そして確実に「幸せなママになりたい!」という人にぜひ手に取ってほしい1冊です!

『科学的にイライラ怒りを手放す 神子育て』
著者:星 渉
発行:朝日新聞出版
定価:単行本1,540円(税込)/Kindle版(電子書籍)1,170円(税込)

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【わたし的評価】
満足度   ★★★☆☆
実践度   ★★★★☆
読みやすさ ★★★★★
わかりやすさ★★★★☆

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執筆者

ライター タキザワミユキ

何にでも興味津々なやんちゃな3兄妹を育てるママライター。留学・語学学校での勤務経験を活かし、さまざまなテーマで執筆しています。子供たちの笑顔が毎日の癒し!子供の成長はあっという間だなと実感する日々です。

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