カッパの洗濯の仕方は？洗濯機で洗うのは危険？壊れる！？正しい洗い方と保管方法を解説

こんにちは。おやこのくふうライターの西方です。

雨の日のお出かけや子どもの送り迎えにカッパを着る人は多いと思います。ところで、カッパの洗濯はどうしていますか？

実は毎回洗ったほうがいいというカッパの洗濯の仕方を詳しく解説します。 洗濯の仕方を誤ると洗濯機が壊れる危険もあるため、注意点をしっかり確認しておきましょう。

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カッパは洗濯するもの？

今までカッパを洗濯したことがないという人も少なくないと思いますが、カッパもほかの衣服と同様に洗濯が必要です。雨には細かなゴミやほこりなどが含まれており、カッパを乾燥させても汚れとしてカッパの表面に残ってしまいます。また、カッパは蒸れやすいため汗や皮脂汚れも付着しています。

こうした汚れをそのままにしていると嫌な臭いの原因になり、カッパの劣化を早めてしまうことも。また、水を弾く撥水効果や蒸れを防ぐ防水透湿性を保つためにも適切な洗濯や手入れが必要です。

カッパやレインコートを製造しているメーカーの多くは、カッパは使用するたびに洗濯すべきだとしています。カッパの機能を維持して長く着るためにも、使用後には洗濯するように心がけましょう。

カッパの洗い方は？洗濯する前の確認ポイント

カッパは水を弾く加工がされていることから、洗濯にはいくつか注意点があります。洗濯機が使えないものやその確認方法、洗剤の選び方など洗濯前に確認しておきたいポイントを確認しておきましょう。

危険！防水加工されたものは洗濯機NG！

カッパのように防水加工が施された衣類は水を通さないため、洗い方を誤ると洗濯機が壊れる危険があります。

特に洗濯機での脱水はNG！洗濯槽の穴をカッパがふさぎ、洗濯機が故障するだけでなく洗濯機の転倒など思わぬ事故に繋がる危険があるため、絶対にしないようにしてください。

カッパの洗濯表示を必ず確認

カッパを洗濯する前に、タグに記載されている洗濯表示を必ず確認してください。カッパによって洗濯機で洗えるもの、手洗いが推奨されるもの、家庭では洗濯できないものもあります。

洗剤は中性洗剤を使用

カッパの洗濯に使う洗剤は、基本的には一般的な洗剤でOK！汚れをしっかり落とせる中性洗剤がおすすめです。ただし、手洗い表示があるものややさしく洗いたい場合にはおしゃれ着用の洗剤を選ぶといいでしょう。すすぎやすい洗剤を使うとより撥水効果・防水透湿性をキープできます。

カッパの洗濯方法

カッパの洗濯の手順を解説します。洗濯表示に応じて必要なものを準備してから洗濯を始めましょう。

カッパのファスナーやボタンをすべて閉じる

洗濯機で洗う場合でも手洗いする場合でも、洗濯前にカッパのファスナーやボタンをすべて閉じましょう。こうすることで生地同士の摩擦が少なくなり、生地へのダメージを低減できます。

カッパを洗濯する｜洗濯機で洗う場合

洗濯機で洗う場合は、洗濯ネットに入れて洗濯します。シワや折り畳み部分の劣化を防ぐため、2つ折りもしくは3つ折りで大きめのネットに入れるのがポイントです。

弱水流モードや手洗いコースを選択し、脱水なしに設定して洗濯します。また、洗剤残り防止のため、すすぎ回数を通常の倍にすることが望ましいです。

カッパを洗濯する｜手洗いする場合

手洗いする場合は、まず洗面器や洗面台に40度以下のお湯を用意します。お湯に洗剤を規定量とかし、カッパを浸して洗っていきます。

カッパの手洗いは上から手で押して洗う押し洗いか、水の中で振って汚れを落とす振り洗いがおすすめです。2回以上すすぎを行い、泡が出てこなくなったら完了です。

カッパを脱水する

カッパの脱水はバスタオルを使って行います。すすぎ終わったカッパをバスタオルで包み、上からやさしく押して水気を切ります。バスタオルを取り替えてしっかり水分を拭き取りましょう。

カッパをハンガーにかけて陰干しする

脱水したカッパを広げて形を整え、ハンガーにかけて風通しのよい場所で陰干しします。直射日光に当たると変色することがあるため注意してください。

洗濯後の処理が大切！カッパのお手入れ方法

カッパを洗濯した後のお手入れも大切です。よりよい状態をキープするためにしておきたいお手入れを紹介します。

アイロンをかける

カッパにアイロンOKの表示がある場合は、カッパが乾いた後にアイロンをかけるのがおすすめです。

アイロンの温度は表示に従い、当て布をして行います。ボタンやファスナーを避け、軽くシワを伸ばすように全体にサッとかけるのがポイントです。

撥水スプレーを塗布する

撥水効果を保つため、撥水スプレーをするのもおすすめです。撥水スプレーはカッパだけでなくほかのアウターや靴などにも使用できます。

風通しのよい野外で、カッパから20cm程度離して全体がしっとりする程度にスプレーし、完全に乾かしてから収納するようにしてください。

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推奨されるような毎度の洗濯は難しいかもしれませんが、カッパを一度も洗濯したことがないという人は天気のよい日に一度洗濯しておくといいかもしれませんね。気になる汚れや臭いがないか、梅雨入り前にチェックしてお手入れしておきましょう。

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