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【新生活】自信をちょっと失いがちな子どもにも!背中をそっと押してくれる、勇気がみなぎる一言とは

【新生活】自信をちょっと失いがちな子どもにも!背中をそっと押してくれる、勇気がみなぎる一言とは
NY在住ママに日本語の会話でも使える"英語ならではのポジティブなフレーズ"を教えてもらうこの連載。子どもが自信をもってやりたいことに取り組めるよう、背中を押してあげる言葉「Follow your heart.」を紹介します。
目次

アメリカの子育てのシーンでは英語ならではの前向きな表現がたくさん使われています。そのフレーズをおやこの毎日に取り入れてみませんか?
今回取り上げるのは、子どもの新たなチャレンジを後押ししてあげる言葉です。

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こんにちは。ニューヨークで3歳の娘の子育てに奮闘中の駆け出しママ、三枝由里香です。

4月に入り、ニューヨークの短い春がやっと始まりました!
夏時間もスタートし午後7時過ぎまで明るいので、公園でピクニックをしたり、BBQをしたり、演奏会が始まったり、外が楽しい季節です。こんな良い季節にお出かけしないのはもったいない!コロナ対策は引き続き万全に、最近は地下鉄に乗らず移動できるフェリーを駆使していろいろな公園に出かけ、春を楽しんでいます。

さて、春といえば、日本では新生活が始まる季節。入園や入学、進級など子どもたちの世界でも、新しい毎日のスタートです。
新しい生活の中では、何をするか自分で選んだり、クラスでも話し合って一つのことを決めたりする状況がありますよね。でも、子どもはいくつかの選択肢で迷ったり、他人の意見が気になってしまったり、スムーズに決められないこともあるはず…。

今回はそんな状況の時に使えるフレーズ「Follow your heart.」を紹介したいと思います。

子どもの背中を教えてあげる言葉「自分を信じて決めたらいいよ」

「Follow your heart」は、何かを迷っているときに「自分の心に従いなさい=自分を信じて本当にしたいことをしなさい」と伝えてあげる言葉です。たとえば、自分のやりたいことはあるのに、経験も実績もないからやめておいたほうがいいかも…とためらってしまったり、突拍子もないことをやってみたいんだけど、馬鹿にされるんじゃないかと二の足を踏んでしまったり…。

このように不安を感じたり、他人の目が気になったりしてなかなか行動に移せないときに、背中を押してあげるために使います。

スティーブ・ジョブズも学生たちに贈った言葉

この表現は、Apple社の創設者、スティーブ・ジョブズが2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチにも使われていました。

15分ほどのスピーチの中に「Follow your heart.」に似た表現が3回出てきますが、一番印象的に使われていたのは、スピーチ終盤、念を押して「一番大切なこと」を伝える部分です。

「And most important, have the courage to follow your heart and intuition. They somehow already know what you truly want to become. Everything else is secondary.」

「一番大切なのは、自分の心と直感に従う勇気を持つことです。心と直感はあなたが本当はどうしたいのかを既に知っています。他のことは全て二の次で良いのです。」

これから新しい世界へ羽ばたこうとしているスタンフォード大学の卒業生に送った言葉ですが、誰が聞いてもグッと心に迫るメッセージですよね。

わが子が自信をもって"本当にやりたいこと"ができるように

さあ、この素敵な表現を日本語に取り入れてみましょう!

直訳の「心に従う」というのは、「本当にしたいこと、自分が正しいと思うことをする」という意味があるので、それをシチュエーションに合わせて、子どもが理解できるように使ってあげるといいかもしれませんね。

何を始めるか迷っていたら「本当に好きなことをしたらいいんだよ」、他の人と意見が違うことで前に進めずにいたら「人のことは気にせず、自分を信じて決めたらいいんだよ」という感じではどうでしょうか?
子どもが自分の考えに自信を持ち、本当にしたいことができるように背中を押してあげましょう!

人のアドバイスに耳を傾けることや、じっくりと熟考することも大切ですが、情報があふれる現代社会では、ネガティブな意見もたくさん入ってしまい「自分の考えに自信を持ち続けること」は、意外と難しいかもしれません。
でも、日本語のことわざ「好きこそ物の上手なれ」が表すように、本当に好きなことができれば、より一生懸命取り組み、成功する可能性もきっと高くなるはずです。

子どもが自信を持って本当にやりたいことができるように、ポジティブな声がけでサポートしてあげたいですね。

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執筆者

ライター 三枝 由里香

東京の企業でマーケティング業務に携わった後、新規事業立ち上げメンバーとして台湾に駐在。5年間の台湾生活を経て、2012年から2017年までニューヨークの出版社に勤務。現在は、台湾系アメリカ人の夫とともに、3歳の娘を日英中のトライリンガルにするべく、家では中国語、外では英語、ママとは日本語というトライリンガル子育て奮闘中。

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