「上履き洗い」結局何が一番ラクでキレイに?各種洗剤・洗濯機用ネット・電動ブラシ…世間のオススメ徹底検証

「上履き洗い」結局何が一番ラクでキレイに?各種洗剤・洗濯機用ネット・電動ブラシ…世間のオススメ徹底検証
【上履き洗いの検証レポート】子どもが園や学校から持ち帰ってくる上履きを毎週洗うのは結構大変。少しでも上履き洗いを楽にしたい人におすすめの洗剤や上履き洗いのアイテムの使い心地を、実際に洗ってみたレポートと合わせて紹介します。
目次

子どもが園や学校から毎週持ち帰ってくる上履き。
ほこりや泥の汚れが頑固に染み付いていて、洗うのが大変ですよね。

「おやこのくふう」編集部では、そんな上履き洗いを少しでも楽にする方法を、比較検証しながら考えてきました。
その検証の結果をすべてお見せします!!

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【ジフVSオキシVS激落ちVSウタマロ】洗剤は何がいい?

少しでも楽に上履きが白くなるものがないかと、複数の洗剤を試したことがある人も多いのではないでしょうか。そこで、上履き洗いに効果があるといわれている次の4種類の方法で上履き洗いの労力や効果を比較してみました!

①クリームクレンザー「ジフ」で"磨き洗い"

おなじみ「クリームクレンザー ジフ」はキッチンのシンクなどの汚れを落とすための研磨剤入りの液体タイプのクレンザー。傷をつけずに汚れを強力に落とすというのがポイントです。上履きにジフを直接付けてブラシで洗っていきます。

②「オキシクリーン」を使って"オキシ漬け"

酸素系漂白剤である「オキシクリーン」を使った"オキシ漬け"。分量のオキシクリーンを約60度のお湯で溶かし、上履きを入れて約2時間つけおきします。

③「激落ちスニーカー・上履き用」を使って"水洗い"

メラミンスポンジの「激落ちくん」シリーズの靴洗い専用商品です。不織布のスポンジとメラミンスポンジが一体になっています。メラミン部分は水だけで洗うということで、上履き全体を洗剤なしの水洗いで挑戦しました。

④「ウタマロ石鹸」で"こすり洗い"

泥汚れに定評がある洗濯石鹸「ウタマロ石鹸」。弱アルカリ性で、石鹸の粒子が細かいため繊維の奥までしっかり石鹸成分が入り込んで汚れを落とすそうです。ブラシを使ってこすり洗いをしていきます。

それぞれ洗う前の状態との比較はこちら!

どの方法もかなり白くなっていますよね。

正直、その洗浄力に大きな差はありません。とにかく白くきれいに洗い上げたいのか、極力手間を減らしたいのか…それぞれ洗う労力やかかる時間などの違いが、洗剤選びの決め手になりそうです。

ちなみに、編集部では①の「ジフ」をイチオシ!
その理由は、浸け置きなどの時間がかからないこと、ジフを付けてこするそばから白くなるのでモチベーションを保ちやすいこと(これ結構大事!!)、1本買えばキッチン掃除に併用できること!
この検証記事の後、基本的に上履き洗いの洗剤は「ジフ」を使うようになりました。

▼検証のくわしい様子はこちらでチェック♪

【苦悩の上履き洗い】「ジフVSオキシVS激落ちVSウタマロ」の頂上決戦!一番白くなった方法は?新学期前に汚れをリセット!

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ダイソー「上履き洗いネット」の真の実力は?

週末の上履きストレスがたった330円で解決!?
全国の上履き洗いにストレスを抱えるママ・パパたちが色めき立ったのは、こちらダイソーの「学童用上履き洗いネット」(330円・税込)発売のニュース。

このネットに上履きを入れれば、なんとそのまま洗濯機に入れて洗えるという優れモノ!
ネット内側の生地は厚みのあるパイル地になっていて、ブラシのような役割をするようです。上履きがネットの中で寄ってしまわないよう、左右のポケットに分かれています。

真の実力を試すため、片方は子どもたちにブラシを使った手洗いをしてもらい、片方を上履きネットで洗うことに。

果たしてちゃんと汚れは落ちるのでしょうか?

洗い上がりを比較してみると…汚れが多かった写真右の上履きは手洗いのほうがきれいになっています。ブラシでゴシゴシ洗うことを考えれば、当然と言えば当然の結果かもしれません。

一方、そもそも汚れが多くなかった上履きは、手洗いと上履きネットに入れて洗ったものであまり差を感じませんでした。

上履き洗いネットに手洗いほどの洗浄効果はないとわかりましたが、わが家の上履き洗い事情にぴったりなメリットも感じました。

1.子どもが自分で洗うハードルが下がる!
2.脱水までするので早く乾く!
3.手荒れが心配な子にも任せられる!

この3つの理由により、"330円で購入した価値はあった"と判定!

ちなみにこの検証後、子どもたちは上履きを洗濯機で洗えるということに味をしめて(笑)、このネットをよく使っていました。
しかし…最近では上履きが汚れ過ぎていて、洗濯機に入れることを躊躇してしまい、なかなか出番がなくなっています。

しかし、何はともあれ、上履き洗いをめぐって毎週末バトルが発生している親子には、試してみてほしい商品です。

▼「上履き洗いネット」のくわしい使用レポートはこちら♪

【感激のダイソー】子どもに上履きを洗ってほしい全親に告ぐ!330円「上履き洗いネット」は買い、が大正解

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なんと上履き洗いをおまかせできちゃう専用洗濯機を発見!

こちらは靴用洗濯機「靴洗いま専科2」。靴が洗える小型の洗濯機です。
「なに、このふざけた商品名…」と思いましたが、人間の代わりに上履きをきれいに洗ってくれるのであれば、こんなにありがたい機械はありません。

少なくとも、ダイソーの「上履き洗いネット」での「汚い上履きを洗濯機に入れることを躊躇してしまう」という課題はクリアできそうです。

…ということでさっそく、購入して試してみることにしました。

コースは「洗い」と「すすぎ」のみで、脱水機能はありません。子ども用の靴なら1足~2足とのことなので、今回はしっかり汚れた上履きとスニーカーを洗ってみます。

まず洗濯槽に水を入れ、洗剤を入れて溶かします。今回はふだんの洗濯に使っている衣類用の液体洗剤を入れました。

そして上履きと靴を入れ、コースを「洗い」にしタイマーをセット。
回り始めて一瞬で中は泥水に。大丈夫かな…と気になりつつも、"いま自分の手を使わずに機械が上履きを洗ってくれている"という幸福感に浸ります。

「洗い」が終わったらホースを下げて手動で汚れた水を抜き、同様に洗濯槽に水を入れて「すすぎ」モードにしてタイマースタート。終わったら再び排水します。ちなみに「すすぎ」は"溜めすすぎ"と"注水すすぎ"が可能です。

上履きと靴が乾いたところでどれだけきれいになったかをチェックすると、2足とも劇的にきれいになっています!

上履きが真っ白になりました☆

そして見てください、このスニーカー!

手を動かしてブラシでゴシゴシ洗うのでは、正直なかなかここまできれいにはなりません。大満足の洗い上がり♪

ネックなのは本体の大きさ。置き場所に困りますし、上履き1足のためにこれを取り出して使うのはおっくうな気も。使ったあとに洗濯槽をしっかり乾かす必要もあり、片付けも面倒です。

実際、この検証記事を書いた後、この「靴洗いま専科2」はやはり室内には居場所がなく、すっかりわが家のベランダの室外機の上が定位置に…。
でも、放置しっぱなしというわけではありません。数週間に1回、「今日は靴を洗うぞー!」という日には何回転もして大活躍しています!!

使い続けている理由は、やっぱり、自分の手を動かさずにきれいな洗い上がりを見たときの幸福感を忘れられないため…。

1万円程度と少々お高めではありますが、購入する価値はある商品だと思います。置くスペースがあるご家庭であれば迷わずおすすめします!

▼「靴洗いま専科2」のくわしい使用レポートはこちら♪

【上履き洗いにイライラしてる全親に告ぐ】お茶を飲んでいる間に上履きが真っ白に!「靴用洗濯機」の実力がすごかった!

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"力を入れてゴシゴシ"がないだけで全然違う!

専用洗濯機はその大きさがネックでしたが、今度は小型の便利アイテムを発見!
靴洗い用のブラシに電動タイプがあるって知っていましたか?

こちらは「ソニックラバー電動シューズブラシ」(2,899円・税込)。スニーカー、スポーツシューズ、上履き洗いに使える商品です。

一般的な電動歯ブラシよりひと回り大きなサイズで、靴の内側を洗うソフトブラシと外側・底部用のブラシが付属しています。単三電池4本で動くのでコードレス!ベランダや浴室などでも使いやすいのがうれしいポイント。

実際にどれぐらい汚れが落ちるのか、上履きの片方をブラシで手洗いし、もう片方を電動ブラシで洗って比較してみました。

洗剤はすっかり気に入った「クリームクレンザー ジフ」を使用。電動ブラシは毎分8,000回の高速反復回転だそうで、力を入れずに汚れを落としていくことができます。

手洗いではなかなか洗いきれないつま先にも丸いブラシがしっかり入るし、いつも適当にちゃちゃっと終わりにしてしまう靴底もとってもラクです。

そして洗い上がりの比較はこちら!

手洗いも電動ブラシも、負けず劣らずきれいになっています!(ジフ効果!?)

ただし、手洗いだと力尽きてしまいがちな靴底については、電動ブラシに軍配が上がりました。

手洗いでは力を入れてゴシゴシ洗っているのに比べ、電動はブラシを当てるだけで自動的に洗ってくれます。振動が強いのでまったく力がいらないというわけではありませんが、楽なことには変わりありません。

収納の場所もとりませんし、価格も3,000円程度とお手頃です。毎週上履き洗いをしている人にはぜひおすすめしたい商品です。

▼「ソニックラバー電動シューズブラシ」のくわしい使用レポートはこちら♪

【上履き洗い】もっと早く買えばよかった!!「靴用電動ブラシ」を試したら…「力を入れてゴシゴシ」から解放された(感涙)

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ゴシゴシ洗いにつけ置き洗い、洗濯機に電動ブラシ…とさまざまな上履き洗いを試した結果と、その後日談を合わせてご紹介しました。

ちなみに編集部では、これらの検証の後、"ジフを使って電動ブラシで洗う"が定番に!そして、そんなに汚れていないときはラッキー♪とばかりに上履き用洗濯ネットに入れて洗濯機で、スニーカーも含めてたくさん靴を洗う日には専用洗濯機洗いの出番!ということになっています。

どの方法にも、よい点・イマイチな点がありますので、ぜひご家庭に合った方法を見つけてみてください。

「おやこのくふう」編集部では、今後も"いかに労力をかけずに上履きをきれいに洗えるか"その方法を追求し続けていきます!

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執筆者

ライター 西方 香澄

徳島で生まれ育ち、大学進学を機に神戸へ。養護教諭・児童発達支援など教育に従事したのち独学でライティングをはじめる。夫・1歳になった娘とクリエイティブな毎日をつくるため、現在デザインも勉強中。

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