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TERUさん直伝!子どもの「やる気」を引き出す方法

【幼児教育のプロ直伝】お金も特別な技術もいらない!いますぐ始められる「子どものやる気をどんどん引き出す」3つの必殺ワザ

【幼児教育のプロ直伝】お金も特別な技術もいらない!いますぐ始められる「子どものやる気をどんどん引き出す」3つの必殺ワザ
【教育の専門家・TERUさんが徹底解説!】親として、子どもにはやる気を持っていろいろなことに取り組んでほしいと思うものです。子どものやる気を引き出すために、日頃の生活で親ができる3つの心がけを家庭教育アドバイザーのTERUさんに教えてもらいました。
目次

家庭教育アドバイザーのTERUさん解説のもと、子どものやる気を引き出す方法について学ぶシリーズ第2弾。

前回の記事では子どものやる気をそぐ親のNG行動について紹介しました。今回は子どものやる気を引き出すために、日頃の生活で親ができる3つの心がけを解説します。

1.子どもを頼る

子どもがやる気を出すのはどういうときでしょう?

おやこのくふう編集部 編集部

子どもは大好きな親から頼られていると感じるとうれしくなり、やる気も出てくるものです。頼るには物理的に頼る方法精神的に頼る方法があり、この両方をうまく使っていくと子どものやる気はどんどん増していきます。頼るのは、子どものやる気を引き出す必殺技なんです。

物理的に頼るとは、お手伝いを積極的にやってもらう、何か物を運んでもらうといった行動をお願いすること。このとき大切なのが、何かをやってもらった最後にIメッセージで感謝を伝えることです。

Iメッセージとは「(あなた=You が)〇〇しなさい」ではなく、「〇〇してくれて(わたし=I が)嬉しいな」といった、I(わたし)が主語になるような伝え方のこと。

「ありがとう」「助かったよ」といった言葉がけが、子どものやる気につながっていきます。

そして精神的に頼るとは、相談したり意見を聞いたりすることです。

たとえば
「ママに母の日のプレゼントをしたいんだけど、〇〇ちゃんは何をあげたら喜んでくれると思う?」
「どっちの服を着ていくか迷ってるんだけど、どっちがいいかな?」

など、大きなことから小さなことまで子どもに相談してみましょう。

そしてじつは「子どもに聞くようなことじゃない」と感じることほど、子どものやる気を引き出すのに効果的です。 大人が考えるような難しいことを相談してもらえると、子どもは親から頼られている、認められていると感じるのです。

相談や質問に納得のいく答えが返ってくるかどうかは重要ではありません。的外れな答えが返ってきたとしても「なるほど、そういう考えもあるね!ありがとう!」と伝えましょう。これが子どもの「また頼られたい!」というやる気につながります。

また、日常的にテレビやニュースを見ながら「〇〇くんはどう思う?」と積極的に意見や考えを聞いてみましょう。ちょっとした会話から子どものやる気を引き出すことができますよ。

2.親がいつも笑顔でいる

やる気のある子どもの親に共通していることはありますか?

おやこのくふう編集部 編集部

今まで多くの親子に関わってきて、あらゆることに目をキラキラさせて挑戦している子どもの親御さんは笑顔が素敵で明るい方が多いと感じています。これは、子どものやる気の土台には安心感があるからだと考えています。

親は子どもにとって一番大きな存在です。その親がいつも怖い顔や不安な顔をしていると子どもも不安になってきます。

反対に親が笑顔でいれば子どもの心も安定してきて、何事にも安心してチャレンジできるようになる、つまりやる気がわいてくるのです。

親が笑顔でいるためには、自分の子育てに高い基準を持ちすぎず余裕を持つこと。リラックスする時間を作るために家族で役割分担をすること。そういった心がけをできる範囲でしていけるといいですよね。そしてもちろん、意識して笑顔でいることも大切です。

「作っただけの笑顔は子どもにニセモノだと伝わるのでは?」と思われるかもしれません。

ですが心理学の研究では、楽しいから笑顔になるのではなく笑顔を意識して作るから楽しい感情が生まれるのだといわれています。

意識してでも笑顔でいれば、家族に明るい感情が生まれてくるわけです。

子どもは親の心理的な部分を感じ取ってしまうこともありますが、当然目から見た親の姿もちゃんと感じ取ってくれますよ。

3.人前で子どものいいところや頑張っていることを話す

人と子どもの話をするときには、つい謙遜してしまいます…

おやこのくふう編集部 編集部

子どもがいるところで他の人に子どもの頑張っていることやいいところを積極的に話していきましょう。子どもは直接親からほめられたり認められたりするとうれしいものですが、親が自分のことをうれしそうに周りに話しているのはそれ以上にうれしいものです。

日本人は謙遜して子どものマイナスなことを人に言ってしまう親が多いです。たとえば「この子はまだまだでねぇ」「全然勉強しないのよ」など。

こういった発言を子どもはしっかり聞いていて、ひっそり傷つきガクンとやる気が落ちてしまいます。

周りの人から子どもをほめられたときも同じです。マイナスのことを言い返してしまう親も多いのですが、ほめられたら「ありがとうございます」と返しましょう。

ただ、ママ友との会話であまりにわが子をほめると煙たがられるかもしれませんので、家族内でやるのがおすすめです。

例えば帰宅したパパに「今日〇〇くんすごく勉強を頑張っててね、うれしかったんだ」と子どもにも聞こえるように話せば、子どもは俄然やる気になります。

子どもは大人の会話を常に聞いていると思って、いいところをたくさん話すように心がけましょう。


【徹底解説】子どものやる気を引き出す9つの原則

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頼ること、笑顔でいること、そしていいところを話すこと。どれもお金も高度な技術も必要ないので、毎日少しずつ意識して実践していきたいですね。

子どもがうれしくなってやる気につながれば、親も自然と笑顔になれそうです。次の記事では、子どものやる気を引き出すために日常生活にプラスしたい工夫を紹介します。

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お話を伺った方

家庭教育アドバイザー TERU

幼児教育の講師。 1000人以上の子どもたちと関わってきた経験をもとに、0~12歳の保護者向けに知育、育脳、子どもとの接し方など家庭教育情報を発信している。登録者6万人超のYouTubeでは"子どもを成長させる"実践的な子育て動画を配信中。
YouTube:子育て勉強会 TERU channel
Twitter:@TERUkyoiku
Instagram:teru_kyoiku

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執筆者

ライター 西方 香澄

徳島で生まれ育ち、大学進学を機に神戸へ。養護教諭・児童発達支援など教育に従事したのち独学でライティングをはじめる。夫・1歳になった娘とクリエイティブな毎日をつくるため、現在デザインも勉強中。

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