ピカピカの泥団子は公園の砂で作れる?道具なしで作る「光る泥団子」の作り方と簡単に作れるキットも紹介

ピカピカの泥団子は公園の砂で作れる?道具なしで作る「光る泥団子」の作り方と簡単に作れるキットも紹介
ピカピカ光る泥団子の作り方を解説!ピカピカの泥団子作りには、丸めるだけでなく土選びや磨きの工程にもコツがあります。家の中で手軽にピカピカ泥団子を作れるキットもありますよ。100均やホームセンターでゲットして、並べて飾ったり色をつけたりして自由に泥遊びを楽しみましょう♪
目次

こんにちは。おやこのくふうライターの西方です。

子どもが大好きな泥遊び。なかでも泥団子作りは大人でもハマってしまうほど奥が深いですよね。
そんな泥団子をピカピカに光らせる方法があるんです!
普段から泥団子作りをしているというおやこはぜひチャレンジしてみてください。

また、手軽にきれいな泥団子を作れるおすすめのキットもご紹介。
シールを貼ったり色をつけたりして、いろいろな泥団子を作って遊びましょう♪

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ピカピカ泥団子の作り方:準備するもの

ピカピカの泥団子を作るには、普通の泥団子作りに加えて次のようなものを準備しましょう。

  • ふるい
  • ストッキングなどの目の細かい布


泥団子を作り始める前の土選びがもっとも重要です。光る泥団子に向いている土の条件は以下のようなものです。

  • 粒子が細かくサラサラしている
  • 吸湿性があり、水を吸い込みやすい
  • 粘度がある

できれば芯になる土のほかに、土けむりが立つような細かい土もあると作りやすいです。

田んぼに使われるような吸湿性のある土が適しているといわれますが、地域によっては手に入らないことも。その場合には、園芸用で販売されている「荒木田土」という土を使う手もありますよ。
一方、砂場の砂のようなジャリジャリした土だけでは、まとまりにくく崩れやすため、光る泥団子には向きません。

ピカピカ泥団子を作ってみよう!作り方とコツ

ピカピカ泥団子の作り方を紹介します。ピカピカの泥団子を作るには、工程を一気に進めるのではなく休ませる時間も必要です。家に持ち帰って休ませるのか、公園で完成させるのかなど、場所や時間帯も考えて作り始めましょう。

STEP1:泥の準備

泥団子を作るための泥を準備します。土をふるいにかけて、混じっている石や木の枝などを取り除きましょう。その際、ダマになっている土はくずしておきます。

だいたい土の粒の大きさがそろったら、水を混ぜて泥を作ります。あとで硬さを調節できるように、乾いた土を少し残しておきましょう。

STEP2:泥団子を作る

泥を手に取ったら、泥がなじむようによく練ります。全体的に粘度が出てきたら、水分を抜くように握りながら団子を作ります。泥がやわらかすぎて成形できない場合は、少しずつ乾いた土を混ぜて調節してください。

最後に手のひらで転がすように、水分を抜きながら細かい粒子の土をつかって表面に膜を作るように整えます。これを何度か繰り返して、きれいな球体にしましょう。

STEP3:泥団子を休ませる

泥団子の表面が白っぽくなったら、風通しのいい日陰に置いて休ませます。休ませると泥団子の表面に水分が浮いてくるので、乾いた土をかけながらなでるように丸く成形します。接地面がどうしても平らになってしまうので、途中で向きを変えましょう。

乾かしすぎると割れやすくなってしまうので、日が当たらないように注意します。エアコンのきいた部屋など乾きやすい場所で休ませるときは、乾燥しすぎないようにビニール袋に入れておくといいでしょう。

乾かす時間は季節や気温、泥団子の状態などによって変わりますが、手で持ってもしっかり形が変わらない程度になればOK。

STEP4:泥団子を磨く

仕上げに、泥団子を磨いていきます。まず、手のひらに目の細かい砂をつけ、泥団子の表面をやさしく磨きます。繰り返し磨いて、泥団子の表面がツヤっとしてきたら、目の細かい布やストッキングなどで磨きます。力を入れすぎると欠けたり割れたりすることがあるので、やさしく、全体を包み込むように磨きましょう。 左が磨く前の状態、右が15分ほど磨いた状態です。だんだんとツヤが出てきました!磨けば磨くほど光るので、自分の気に入る状態まで磨きましょう。ただし磨きすぎには注意。あまり強い力でこすると割れてしまうので、しっかり泥団子が乾くよう数日に分けて磨くのがおすすめです。

これで、ピカピカ泥団子の完成です!

そもそも泥団子がピカピカ光るのはなぜ?

ピカピカに光る泥団子は、子どもたちの憧れですよね。泥団子がピカピカ光るのは、表面がなめらかで球形に近く、土の粒の向きがそろっていることで光を反射する方向がそろうからです。そのため、ていねいに時間をかけて磨くことがピカピカ光らせるためのポイントになるのです。

泥の状態や乾きやすさによっても仕上がりが変わるので、いろいろな土や道具で試してみてください。また、仕上げの磨きのときに表面に瓶の口をあてると泥団子が球形に近づき、光沢が出やすくなりますよ。 しっかりかわいたら、絵の具などで色をつけることもできます。

ピカピカ度MAX!泥団子キットの実力がすごい

ピカピカの泥団子を作るために、専用のキットを使う方法もあります。子どもたちに人気の遊びであることから、おもちゃ屋さんやホームセンター、インターネット、100均などでさまざまな「泥団子キット」が売られています。

キットを使うことで失敗が少なくなり、家の中でできたり子ども1人でも挑戦できたりするメリットがあります。また、ピカピカの泥団子に色をつけて作品にすることができるアートなキットも♪泥団子作りの幅が広がるので「普通の泥団子作りには飽きてしまった」という人でも楽しめるのではないでしょうか。

▼100均で手に入る泥団子キットのレビューはこちら
100均グッズでピカピカ泥団子を作ってみた!おやこの実践レポート

ピカピカ光る泥団子が作れる!おすすめキット3選

光る泥団子作りには、土選びが重要。でも自宅近くで泥団子に適した土がない…そんな時は手軽にピカピカの泥団子が作れるキットがおすすめです。泥団子に色をつけられるような変わり種のキットも!おやこやきょうだいで遊びたいものを探してみてください。

コロコロ転がして作る「シヤチハタ コロピカどろだんご制作キット」

自然の砂と粘土を使用した、天然素材の泥団子キット。家の中で安心・安全な泥団子作りが楽しめます。ベースの泥団子を作る工程・磨きをかける工程ともに団子を転がすだけでOK!出来上がった泥団子にシールを貼ったり油性ペンで顔を描いたりして遊ぶこともできますよ。

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3色のさら砂&飾れる台座つき!「宝物になる どろだんごキット」

通常の泥団子に加え、赤・黄・青の3色のピカピカ泥団子が作れる冊子つきキット。直径約35mmの泥団子が4個作れます。色つきのさら砂で磨いてピカピカにできるだけでなく、表面にシールを貼ったり色を塗ったりしてもOK!泥団子を飾れる台座(紙製)つきで、自由研究にもおすすめです。

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ほどよい難易度で達成感◎「ピカピカに光る泥団子作りキット」

シンプルなピカピカ泥団子を作れるキット。作り方はキットを使わない場合と同じで、ほどよい難易度で泥団子作りの楽しさや達成感を味わえます。完成した泥団子には油性ペンなどで着色可能。画像や動画で作り方をていねいに解説してくれているので、はじめての泥団子作りにもおすすめです。

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泥団子は、手間と時間をかけるほどピカピカになるので、大人もついハマってしまいます。ピカピカの泥団子を作るためのポイントを参考に、レベルにあわせてキットも使いながら、おやこでチャレンジしてみてください。

※紹介している商品は、おやこのくふうで販売しているのではなく、各サイトでの販売になります。各サイトで在庫状況などをご確認ください。

※記載の情報や価格については執筆当時のものです。価格の変更の可能性、また、送料やキャンペーン、割引、クーポン等は考慮しておりませんので、ご了承ください。

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執筆者

ライター 西方 香澄

徳島で生まれ育ち、大学進学を機に神戸へ。養護教諭・児童発達支援など教育に従事したのち独学でライティングをはじめる。夫・1歳になった娘とクリエイティブな毎日をつくるため、現在デザインも勉強中。

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