子どものやる気ダダ下がり…間違いの指摘は絶対ダメ!勉強を見守る際に親が押さえるべきたった一つのこと

子どものやる気ダダ下がり…間違いの指摘は絶対ダメ!勉強を見守る際に親が押さえるべきたった一つのこと
【専門家が解説】家庭教育アドバイザーのTERUさんに、親が子どもの勉強を見守るときのポイントを教えていただきました。目の前で勉強している子どもが簡単なミスしていたらどうしますか?
目次

小学校入学をきっかけに始まる勉強、そして自宅で行う宿題や学習に不安な気持ちをもっているママ・パパもいるのではないでしょうか。
低学年の多くの子がしているという「リビング学習」。

【リビング学習】勉強に集中できる環境づくりのコツ-おすすめ学習机、間取り&レイアウト、収納法を実例付きで紹介の記事ではリビング学習には

  • 勉強にとりかかりやすい
  • 近くに親がいる安心感を与えられる
  • 家族とのコミュニケーションがとれる
  • ほどよい雑音のなかで集中できるようになる
  • などのメリットがあると紹介しました。

    そんなリビング学習のメリットを最大限に生かすための、親の声かけや見守り方について、家庭教育アドバイザーのTERUさんに教えていただきます。

    ***

    まず、勉強する子どもを親が見守る際には、「子どもを”正解”に導くのではなく"成功"に導く」というスタンスに立つことが大事だと思っています。

    「正解」とは「答えが合っていること」。
    一方、「成功」とは、合っている・間違っているの結果に関係なく、「プリントを一生懸命できた」「〇分間もがんばれた」「今日、勉強に取り組めた」など”やり遂げた”と子どもが感じる成功体験をさします。

    成功に子どもを導いていく、という意識をきちんと親がもてるかが、子どもの勉強を見守る際の大きな分かれ道になります。
    このことを前提において、とくにリビング学習で意識したい親の関わり方についてご紹介していきます。

    間違いをすぐに指摘しない!

    ズバリ、間違いを指摘しない方が子どもは伸びます。子どものモチベーションを下げてしまう一番の原因は"間違いを指摘されること"だからです。

    せっかく子どもが勉強しているのに、やったそばから「そこ間違っているよ」などと親が指摘すると、途端に子どもはやる気をなくしてしまうもの。
    とくに1年生は間違えてナンボ。

    子どもが目の前で間違えているのに何も言わないのは、親としては複雑な気持ちかもしれませんが、まずは指摘せずに待ってあげましょう。

    間違いをすぐに指摘することには、子どもが自分で気付く機会を奪ってしまうというデメリットもあります。
    長い目で見たとき、”子どもが自分で間違いに気付けなくなる”という、大きな代償を支払うことにつながるのです。

    子どもが気づかなければ、次のステップで、ヒントを出して自分で探せるようにうながしていきましょう。

    それ、いま指摘しないと本当にまずい間違い?

    それでも気づかない場合…
    いったん、その間違いが「今指摘する必要がある間違いか」を考えてみましょう。

    たとえば、計算が1問間違っていた場合。単なるミスであれば、同様の計算を何回も繰り返すうちに自然と精度は上がっていきます。

    ひらがなを書いていて、そのうちいくつかが鏡文字になっている場合。親としては気になりますが、絶対半年後には直ります。ずっと鏡文字を書く子はいません。

    これらはその場は間違えたままにしていても、とくに大きな問題ではなく、指摘する必要はありません。

    どうしても教えたいと思ったら、先に挙げた「成功」にまずは導きましょう。
    「よし、今日もがんばったね」「最後まで集中しててすごかったね」と子どもの成功を認めてあげ、そのうえで、「1つだけ惜しいんだけど…じつは1個だけ間違いがあるんだ…」と伝えるのが理想です。

    これはあくまで、小学生になってからの場合です。幼児だったらどんなものでも間違いは指摘する必要はないと思います。

    繰り返しになりますが、勉強へのモチベーションが下がることほど怖いことはありません。
    簡単な間違いは指摘しなくても直りますが、勉強が嫌いになりやる気もなくなりやらなくなってしまうと…直らないからです。

    "見直し"の習慣づけはとても大切

    ところで、勉強において見直しをする習慣はとても大事です。
    でも、せっかくやったプリントの間違い探しをするのは、子どもにとってはすごく嫌なことなんです。

    その習慣をどうやってつけるか…というと、私の今までの経験ではこちらのゲーム形式が一番効果的です。

    TERUさんおすすめ!間違い探しゲーム

    1. 子どもが取り組んでいるような問題を大人がとく。そのとき、あえていくつか間違えておく(20問のうち3問間違っているなど)
    2. 親子でどちらが早く間違いを見つけられるか競争する

    このゲームのポイントは、探すのが"子ども自身の間違いではない"こと。
    自分の間違いではないからこそ、間違いを探すことが楽しいゲームになるのです。

    この遊びを繰り返していると、自然とやったあとに間違い探しをする習慣につながります。
    ぜひ、親子で楽しく取り組んでみてください。

    TERUさんおすすめの「見直し間違い探し遊び」はこちらの動画でくわしく紹介されています!

    ***

    せっかく勉強をしている子どもに、「違っているよ」と指摘した途端、やる気がダダ下がりして「もういい…」なんて言い始めてしまい後悔した経験…ある方も多いのではないでしょうか。

    TERUさんのアドバイスを生かして、新学期をスタートする子どもをそっと見守りたいですね。

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お話を伺った方

家庭教育アドバイザー TERU

幼児教育の講師。 1000人以上の子どもたちと関わってきた経験をもとに、0~12歳の保護者向けに知育、育脳、子どもとの接し方など家庭教育情報を発信している。登録者6万人超のYouTubeでは"子どもを成長させる"実践的な子育て動画を配信中。
YouTube:子育て勉強会 TERU channel
Twitter:@TERUkyoiku
Instagram:teru_kyoiku

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