育てる楽しみも食育にも！達成感いっぱい！子ども大喜び♪のイギリスで人気の「7日間のクレス栽培」

おやこでおうち時間を楽しく過ごすために、そして教育的観点から、「おやこで何か栽培をしてみたい」という声が編集部にも届きます。でも、土を用意して、種をまいて……となると、準備をする親にとってもちょっとハードルが高いですよね。

そんなおやこにぴったりなのが、イギリスに住むsound _ of _ englishさんが「イギリスでは学校でよく実施されている」と教えてくれた「7日間のクレス栽培」。そこで、日本の家庭でも簡単にできる栽培方法をご紹介します。

7日間で食べられる!? 準備も簡単「7日間のクレス栽培」とは？

あまり聞き馴染みのない「クレス」ですが、野菜や豆類の新芽を指すスプラウトの一種で、イギリスで日常的に食べられているそう。このクレスを顔に見立てて可愛く栽培するのが「クレス栽培（cress head）」です。

日本のスーパーや園芸ショップで手に入るものでは、かいわれ大根で代用するのがよいでしょう。

タネをまいた翌日には発芽し、7日間で食べられる状態になるとのこと。おすすめのやり方をsound _ of _ englishさんが紹介してくれました♪

とっても簡単！「 7日間のクレス栽培」 の方法を紹介します

【準備するもの】
・卵の殻（卵の上部を割って中身を出したもの）
・クレスのタネ（かいわれ大根で代用OK！）
・コットンボール（脱脂綿）
・油性ペン、顔のパーツなど好きな装飾
・アルミホイル
・霧吹き

【栽培の方法】
①　卵の殻を洗って乾かし、表面に油性マジックで顔を描く。

＊写真のようにシールなどの顔のパーツをつけても可愛い♪

②　コットンボール（脱脂綿）を水で濡らし、卵の殻に入れる。

③　タネが重ならないようにコットンボールの上にまき、霧吹きで表面を湿らせる。

④　アルミホイルをかぶせて1日おく。

↑一定時間暗くするのがポイント。翌日にはだいたい発芽するんだとか

⑤　アルミホイルを外して窓際に置き、表面が乾かないように霧吹きで湿らせる。

↑ ニョキニョキあっという間に茎が伸びてきました。

⑥　1週間ほどで食べごろ♪

＊立派なふさふさヘアーがお目見えしたら食べごろです♪

おやこで観察！子どもの食体験にも♪

目で見てわかる成長スピードなので、子どもも飽きずにお世話できそうですね。 卵の殻を立てておくのに、卵パックもとっておくといいですよ。

スプラウトは暑すぎたり寒すぎたりすると発芽しないこともあるそう。 真夏・真冬にはエアコンなどで室温を調整して栽培に臨むといいでしょう。

卵の殻以外に、ヨーグルトの容器でも代用できるとのこと。周りにマスキングテープを貼ったり、色紙を貼ったりしてオリジナルの栽培容器を作ってみるのもいいかも！

sound _ of _ englishさんいわく、

「タネの状態から1週間で食べられる状態まで成長するので、観察日記をつけて自由研究にするのもおすすめです！“cress diary”と検索すると、観察日記をつけるためのテンプレートがたくさん出てきます」

だそう。

絵を描いたり写真を貼ったりすると「こんなに大きくなったんだ！」と日々の変化を楽しみながら記録できそうですね。

また、自分で栽培したクレスだからか「普段葉野菜をあまり食べない子どもたちが『美味しい！』とクレスを食べてびっくりです」とsound _ of _ englishさん。栽培の楽しみが、食べる楽しみにも繋がるかもしれません。

おうちで手軽にできる栽培体験。STAY HOMEの楽しみに、おやこでぜひチャレンジしてみてください。