牛乳パックと割り箸で作る「子どものマフラー編み」が簡単すぎ!冬のおうち時間に子どもが黙々と集中♪

牛乳パックと割り箸で作る「子どものマフラー編み」が簡単すぎ!冬のおうち時間に子どもが黙々と集中♪
【牛乳パックで編むマフラーの作り方】編み棒不要!身近な材料で簡単に作れるミニサイズのマフラーの編み方を紹介します。子どもへの知育メリットもたくさんあるので、ぜひ冬のおうち遊びに取り入れてみませんか。
目次

モンテッソーリ教育で大切にされている"編む"おしごと。
編み物は子どもの手先の器用さを高め、洗練された動きを獲得するための練習になります。
さらに、完成に向かって編み進めることで根気と集中力も養われます。

「編み物」というと少しハードルが高く感じられる人も多いかもしれませんが、牛乳パックを使って簡単に"編み機"を作ることができるんです。
編み進める手順もとっても簡単!4歳~5歳くらいの子どもでも充分作ることができます。

今回は「おやこのくふうメイト」のとみぃさんにわかりやすい作り方を教えていただきました。本当に簡単なので、ぜひ親子で挑戦してみてください。

材料はたった3つ!すぐに始められる

まずは用意する材料と道具から。特別な物は必要ないので、すぐに始められます。

■用意する材料

  • 牛乳パック…1個
  • 割り箸…4膳分
  • 毛糸…1玉
  • 最近は100円ショップも毛糸コーナーが充実しています。子どもといっしょに好きな色を選ぶといいですね。太めの毛糸がおすすめです。
    牛乳パックはペットボトルや箱ティッシュの空き容器などでもOKです。口の大きな箱で作ると、マフラーも幅が広くなるので、慣れたらいろいろな物で編み機を作ってみるのもいいですね。

    ■使う道具

    • ガムテープ
    • ハサミ(もしくはカッター)
    • セロハンテープやマスキングテープ、マジック などもあると便利です。

      牛乳パックで編み機を作る

      まずは"編み機"作りから。ここは大人が担当してくださいね。

      牛乳パックの上部と下部側面を切り取る

      編み上がったマフラーは牛乳パックの中にできあがっていきます。下に空けるのはそれを出していくための穴です。

      割り箸を貼り付ける

      割り箸を割り、8本を上部から少し飛び出すようにしてガムテープで固定します。だいたい等間隔になっていれば大丈夫です。
      牛乳パックから飛び出している割り箸は2㎝程度です。

      このとき注意するのは割り箸の"ささくれ"。編んでいるときに手指に刺さって怪我をしたり、毛糸が引っかかってしまうことがあるので、気になるときはテープで保護しておくとよいでしょう。

      *割り箸を使用せず、牛乳パックの上部を凸凹に切り取り、そこで編むこともできますが、牛乳パックがしなってきてしまったりするので割り箸があったほうが断然編みやすいです。

      割り箸の先に、番号を振ったり、色を付けたり(マジックで書いたり、マスキングテープなどを貼ったり)すると、子どもでも順番に編んでいきやすいです。

      これで編み機が完成です!

      毛糸を割り箸に絡めて編んでいく

      いよいよマフラーを編んでいきます。まずは大人がやり方を見せてあげましょう。コツを押さえれば子どもも楽しく編み進めることができます。最初と最後の始末は大人がサポートしてあげてください。

      まず1周割り箸に毛糸を巻く

      毛糸の先を牛乳パックの上から入れ、下の穴から長めに出します。毛糸を牛乳パックの内側にテープで仮止めすると編み進めやすいです。

      上部から出ている毛糸を割り箸に絡めていきます。

      クルっとひと巻きしたら隣の割り箸へと巻き進めます。ポイントはふんわり緩めに絡めて編んでいくこと。キツく巻いてしまうと後がやりにくくなるので注意。

      写真は反時計回りに巻き進めていますが、反対でも大丈夫。やりやすい方向に進めてください。

      1周巻き終わるとこのような状態になります。

      内側で仮止めした毛糸はまだ留めておいてください。

      2周目以降を編んでいく

      引き続きあくまでもふんわりと、毛糸を引きすぎないように割り箸に編んでいきます。
      2周目からは前に編んだ上に毛糸がくるように添え(割り箸に毛糸を巻きません)、下の毛糸(1周目に絡めた毛糸)をつまんで、2周目の毛糸を飛び越えて割り箸に掛けます。

      下の毛糸を上からかける。この手順を繰り返して編み進めていきます。

      途中で仮止めしていた先端を外す

      編み上がった部分は牛乳パックの中(内側)へ入っていきます。数段編めたところで、はじめに仮止めしていたテープをはずし、編み上がったマフラーと一緒に穴から出して編んでいきます。

      好きな長さに編み上がったら、先を長めに残して切ります。

      両端の処理をしたら完成!

      いよいよ完成間近!好きな長さまで編み終わったら、編み始めと編み終わりの処理をします。

      編み始めの処理をする

      両端を処理していきます。まずは編み始め部分から。

      端の毛糸を1周目の輪に下から上に通していきます。毛糸の先をテープなどで補強すると編みやすいです。

      全て絡めたらキュッと引いて絞ります。

      編み終わりの処理をする

      続いて編み機にかかっている編み終わりの処理を行います。編み始めの処理と同様に、毛糸の先を最後の段の輪に下から上に通していきます。

      両端の処理が終わりました。

      ほつれないように、長く残した毛糸をマフラーの端で結んでおきます。

      残った毛糸の先を数センチ残して切り、編んだマフラーの中に入れ込んで先を隠したら完成です!

      マフラーの端は、ポンポンをつけたり、モチーフやボタンなどをつけたりするとかわいいです。

      太めの毛糸でざっくり編んだり、モヘヤの毛糸でふわふわに編んだり、途中で毛糸の色を変えたり…使う材料やちょっとした工夫で色々なバリエーションが作れて、個性が出せると思います!

      自分で作ったマフラーを身に着けられるところが、子どもにとってはうれしいポイント。
      この冬のおうち時間に、おやこでマフラー作りをしてみてはいかがでしょうか。

      関連記事▼
      牛乳パックを使った工作・おもちゃ8選|幼児でも作れる簡単なアイデアを紹介

      ※乳製品へのアレルギーがある場合は、牛乳パックに残存した微量の乳成分にふれることでアレルギー症状が出ることがあります。利用する際にはご注意ください。

      企画協力:とみぃさん

      おやこのくふうメイト。3歳の娘さんと暮らすママ。洋服や小物などのハンドメイド作品をインスタグラムで発信中。
      Instagram:@fait_main_tom

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