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何にも作りたくない日のレスキューコンビニ献立

【管理栄養士お墨付き】何にも作りたくない日はセブンイレブンに頼っちゃお♡罪悪感ゼロの「子育て家庭レスキュー献立」

【管理栄養士お墨付き】何にも作りたくない日はセブンイレブンに頼っちゃお♡罪悪感ゼロの「子育て家庭レスキュー献立」
セブンイレブンで購入できる商品を使った、子どもがいる家庭にもおすすめの夕食献立例を紹介します。管理栄養士が幼児1食分のエネルギーや、栄養バランスを考慮してセレクト。いざというときの参考に!
目次

コロナの影響で保育園や幼稚園の休園、学校は学級閉鎖などが相次ぎ、夕食だけでなく子どものお昼ごはんを作る負担が増えたというご家庭も多いですよね。

「忙しくて準備する時間がない!」「冷蔵庫がからっぽ!でもスーパーに子連れで買い物に行くのを避けたい」なんて日もあるもの。
そんなとき、狭い店内で必要なものだけ短時間で買うことができるコンビニは、子育て家庭の強い味方でもあります。

でも、なんとなくコンビニで買ったものをそのまま食卓に出すのは罪悪感がぬぐえない…そんなママたちにもおすすめなのがセブンイレブンで購入できるシリーズ「セブンプレミアム」

サバの味噌煮の和献立を紹介した前回に続いて、今回はおいしくて栄養バランスもとれた”お子様プレート”を作ってみました。

エビピラフとミートボールの献立

今回ご紹介するのは、エビピラフとミートボールを使った子どもが大好きな献立です。

幼児食の基本の記事で紹介しましたが、幼児食後期(3歳〜5歳)が夕食にとるカロリーの目安は500kcal程度となります。

セブンプレミアムの商品はすべてパッケージにカロリーが記載されているので、店頭で参考にしながら商品を組み合わせることができます。毎食きっちり目標カロリーを摂取する必要はありませんが、「大体このくらいの量を食べさせればいいのか」と参考にもなります。

今回は子どもが喜びそうな洋食献立。
主食はエビピラフ、主菜はミートボール、副菜はほうれん草のソテー、汁物にじゃがいものポタージュを選んでみました。

ここからはより詳しく1品ずつ商品を紹介します。

主食:ストックしておきたい冷凍カップの「海老ピラフ」

「バター香る海老ピラフ」170g 213円

カップラーメンのようなカップに入ったピラフを冷凍コーナーで見つけました。

フィルムを少しめくってレンジで温めれば、カップのまま食べられるという商品です。

温めたあとミニボウルで型抜きしてプレートに出しました。

商品名にもある通り、バターの香りが口いっぱいに広がります。エビも小さいけどきちんとプリプリ感があっておいしい。
1個170g入りで大人なら1食にちょうど良さそうですが、子どもには少し多いので130gを1食分にしました。(130gで約216kcal)

冷凍保存で賞味期限が1年近くあるので、急にお腹すいたと言われたときや、大人のひとりランチにも便利そうですね。

主菜:国産で10個105円とお得!子どもに人気の「ミートボール」

「北海道産鶏肉のミートボール」10粒入 105円

国産の鶏肉を使ったミートボールが10個入って105円というリーズナブルな価格にびっくり!袋ごと湯煎か、袋から出してレンジで温めます。

お弁当や幼児が食べるのにぴったりのミニサイズのミートボール。鶏肉を使ってるからか、とってもやわらかで食べやすい。甘めのタレも子どももきっと気にいるはず。小さいので7個を1食分としました。(7個で126kcal)

副菜:包丁いらず!バラ凍結で便利な「ほうれん草とベーコンのソテー」

「ベーコンのうま味広がる ベーコンほうれんそう」130g 162円

ほうれん草とベーコンのほか、コーン、玉ねぎまで入ってるスグレモノ。バラバラに凍結しているので、使いたい分だけ取り出せます。

バター醤油の味付けが合うかなと思ったのですが、今回はピラフがバター味だったので、シンプルに凍ったままオリーブオイルで炒めて軽く塩・こしょうで味付けしました。

ベーコンのうまみがしっかりあり、コーンも甘い。オムレツに入れたり、ホワイトソースでグラタンにしたり、常備しておいたら便利そうです。
今回は50gを1食分としました。オリーブオイル小さじ1で炒めたので、およそ72kcalになりました。

汁物:クリーミィで「ポテトのポタージュ」

「まろやかな味わいポテトのポタージュ」 8袋入り 267円

個包装になってる粉末をカップに入れてお湯を注ぎます。

1袋を150mlの湯で溶くとあるので、ちょっと幼児には多いかもと思い、2/3袋を100mlの湯で溶きました。これで47kcal。思ったより濃厚で結構お腹にたまりそう。粉っぽさもなくクリーミーです。食欲のない寒い朝にもぴったりです。

洋食だからカロリーがオーバーするかなと心配しましたが、思ったより低カロリーの461kcalで収まったので、デザートにみかんを添えてみました。

幼児食の後期で量が足りないようなら、ピラフの量を増やして調節してくださいね。

ちなみに子ども1食分がいくらになるか計算してみたところ…

  • えびピラフ(およそ3/4パック)…161円
  • ミートボール(10個入りの7個)…73円
  • ほうれん草とベーコンのソテー(およそ2/5袋)…61円
  • ポテトのポタージュ(個包装1本の2/3本)…22円

概算ですが、子ども1人分大体317円になりました。外食することを思えば出費も控えめ。たまにはこんな日があってもよいのではないでしょうか。

盛り付けは洗い物の少ないワンプレートがおすすめ!ピラフを型抜きして旗を立てると、お子様プレート風で子どもが喜びそう!

子どもはそのときの気分や料理の見た目で食欲も影響を受けやすいですよね。いつもと盛り付けを変えるだけでも食べる意欲が増すこともあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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執筆者

管理栄養士・料理研究家 尾花 友理

給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談などを経験。料理研究家のアシスタントを経て、大手レシピサイト運営会社にてレシピ開発や動画撮影に従事後、独立。管理栄養士としての豊富な知識とリアルな生活者の気持ちや暮らしに寄り添った、取り入れやすい栄養アドバイスやレシピに定評がある。

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