不思議な「水中シャボン玉」が楽しい♪洗剤とストローで作れるぷくぷくかわいい遊びに3歳児もうっとり♡

3歳の男の子を育てるママライターの大石春香です！
わが家の息子は、シャボン玉が大好き。でも、室内で「しゃぼんだまやりたい〜！」と言われて困ってしまうことも…。

じつはシャボン玉って、水の中でも作れるらしいんですが…本当にできるのでしょうか？実際にチャレンジしてみました！

水中シャボン玉はおうちにあるものだけですぐできる！

水中シャボン玉作りに必要なアイテムはこちら！

■材料

まずはシャボン玉液作りです。透明な容器に8割ほど水を入れたら、食器用洗剤を10滴ほど加えます。

ポイントは、2つ！

洗剤がたくさん入っていたほうが成功しやすそうですが、シャボン玉液は濃すぎても薄すぎてもうまくいかないようです。食器用洗剤の種類によって適量が異なるため、うまくいかなければ濃度を変えてみましょう。

できあがったシャボン玉液に、ストローを差し込みます。

ストローの先端をしっかり指でふさいで、そのまま持ち上げ、水面から1cmほどの高さで、指を離すと…

ストローの中の水がするりと落ちて「ぷるんっ♡」と、コップの中に小さなシャボン玉が浮かびました。

か！かわいい…！！

どんどん作ってみました。コップの中をふわふわと浮かんでかわいいです。

せっかくなので、食紅を使って色つきバージョンにも挑戦。

「キレイね〜ほうせきみたいね〜」と、息子もうっとり…。

しばらく繰り返すうちに、ちょっとしたコツに気づきました。

「ポチャン！」と勢いよくシャボン玉液を落とすより、「チョロチョロ〜」と流し入れるほうが、成功率が高いことが判明。

ストローの先をこのように斜めにカットすると、よりたくさんのシャボン玉が作れました。

水中シャボン玉は、普通のシャボン玉と同じく、しばらくすると割れてしまいます。ぷかぷか浮かんではパチンと弾ける、の繰り返しですが、そこがまた儚げで癒されました。

コツをつかめば、あとは簡単！
水の中をシャボン玉がたゆたう様子はかわいらしく、息子も夢中になっていました。

なぜこのような"水中シャボン玉"を楽しめるのか、中学高校の理科・情報教員免許をもち、「子どものなぜ？を育てる理科育児」を実践中の5歳と1歳の兄弟のママ、はるかさんに教えてもらいました！

「水の中でシャボン玉のように空気の泡ができるのは、洗剤の成分である界面活性剤が空気の膜を作るからです。

食器用洗剤の主成分である界面活性剤は表面張力を小さくします。つまり、水の表面積を少しの力で広げ、薄い膜になって空気を抱え込むことができるのです。さらに、シャボン玉の膜に強度を与えるので、水中シャボン玉ができるんです。

ちなみに、一般的なシャボン玉は、シャボン液がストローの中の空気を包み込んでいます。水中シャボン玉は、シャボン液とシャボン液の間で空気を包み込んでいます。

チョロチョロ流しいれると成功率が高いのは、シャボン液の間にできる空気の膜が割れにくいから。ふつうのシャボン玉を勢いよく吹くと空気を包み込めず割れてしまうけれど、そ～っと膨らませると表面張力の働きでシャボン玉の形を柔軟に変えながら空気を包み込んでくれるのと同じ原理なんですよ」

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水中シャボン玉は、おうちにあるアイテムで簡単に作れます。

3歳の息子はこうした遊びをきっかけに、いずれ科学の世界に興味を持ってくれたらいいな、と思いました。

ちょっと不思議でかわいい水中シャボン玉。おやこでぜひ挑戦してみてください♪