コレ、どう使うの…?園弁当で気をつけたい「食べやすさ」を超カンタンに実現する【100円グッズ】徹底検証

コレ、どう使うの…?園弁当で気をつけたい「食べやすさ」を超カンタンに実現する【100円グッズ】徹底検証
【管理栄養士が検証】親と離れて、お友だちや先生と食べる園弁当。大人が思っている以上に子どもはドキドキしています。そのため園弁当は「食べやすい」が非常に大切。そこで、その食べやすさを超時短で実現してくれる100円ショップ「ダイソー」のグッズをチェックしてみました。
目次

春。4月からお弁当作りが始まるという人も多いですよね。

園児のお弁当は「食べやすさ」と「食べ切れる量」が肝心。中でも、親と離れて一人で食べなければならない食事になるため、食べやすさは非常に重要となります。


でも、子どもの小さな口に合わせた食べやすいおかずは、何かと作るのに手間がかかってしまうのが難点。

そこで、今回は管理栄養士の尾花友理さんが100円ショップ「ダイソー」で購入できる、幼児の食べやすいおかずを簡単に作る便利グッズを実際使って試してみました。

俵型おにぎりができるその名も「TAWARA」

一見すると地味なビジュアルのこちらの商品、なかなか上手に作るのがむずかしい俵型おにぎりが簡単に作れるというもの。

蓋を開けて

ごはんをのせます。しゃもじだと大きくてやりにくいかも。小さなスプーンを使ったり、使い捨てのポリ手袋をした手でごはんをのせるとやりやすいのでおすすめです。

蓋をかぶせて、しっかり形になるようにちょっと蓋を押して。

蓋についてる四角い弁を指で押しながら蓋を外します。

じゃじゃーん!

どうですか!!!超簡単に俵型おにぎりが一度に3つも完成!

朝の忙しい時間に一度に3つ作れちゃうのは本当に助かります。型は使う前にさっと水で濡らすとごはんがくっつきにくくなりますよ。

ちなみに、これ、酢飯で作ってお刺身のせておうちでお寿司屋さん気分を楽しむのも良さそう!

かわいいまん丸おにぎりがふるだけで完成「ふりふりごはんボール」

続いてご紹介するのはこちら。今度はごはんをまん丸ボール状のおにぎりにするグッズ。

蓋をあけて

型を軽く水で濡らしてごはんを詰めます。こちらもポリ手袋か小さめのスプーンが入れやすいですよ。

蓋をしたら取っ手をもって上下にふりふり。大体20回くらい。意外に疲れます…苦笑。

蓋をあけると、あ!もうまん丸なのがわかるー!

コロッとお皿に取り出しました。このサイズなら子どもが食べやすそう。

手で持ってもしっかりしてて崩れません。

カラフルなふりかけをまぶしてみました。かわいくてお弁当が華やかになりそうですね。

もうのり巻きは巻かなくてOK?のり巻きメーカー「ふりふり のりまき型」

今回一番うまくできるのか不安だった商品がこれ。面倒でむずかしいのり巻きが、なんとふるだけで作れちゃうというもの。

とりあえずやってみます!

まずは半分くらいまでごはんを詰めて、具材をのせます。今回は鮭フレークを使用。

内側にある線までごはんをつめて。

これまたふりふり。これも20回くらいふりました。

そっと蓋を開けてみると…おお!なんかそれっぽくまとまってる。

まあ、ここまでは上で紹介した「ごはんボール」ほとんど同じ仕組みだから想定通り。問題はのりを巻くところですよね。本当に上手にのり巻きになるのでしょうか?

蓋に入ったスリットにのりを差し込んで、またふるんです!回数をふるうちにのりがどんどん吸い込まれていくー!

あれ、なんかまだのりが残ってるけどとまったのでそっと蓋をあけてみると

あ、ほぼ巻けてる!最後はちょっと手を使って、のりを巻ききりました。

はい、完成〜!

切った断面はこちら。鮭フレークなので具材が横一文字になってしまいましたが、卵焼きとか入れれば具材がしっかり真ん中に四角く入ってきれいになりそうですね。

口に入れやすいのり巻きは、意外に幼児のお弁当に活躍してくれます。そののり巻きを手間をかけず、テクいらずで、巻かずに作れるのはかなりうれしい便利グッズです。

番外:子どもが絶対喜んでくれる!簡単・かわいくデコ「のりパンチ」

紙のパンチ同様、のりがパンチできるグッズも、ダイソーで発見!

スリットが入ってるので、ここにのりを差し込んで

はい、目がハートの笑顔がパンチできました。

先ほど作ったおにぎりやのり巻きにも顔をデコしてみました。不器用な人でもだいじょうぶ!

お弁当の蓋を開けたらこんな笑顔のごはんが入ってたら、子どもが喜んでくれそうですよね。

噛み切れない問題解消!「くるくるのりパンチ」

おにぎりやのり巻きに巻く「のり」は子どもが噛み切りにくくて、のりだけはがれてしまったり、結構厄介なものですよね。そんなお悩みを解消してくれるアイテムを発見!

くるくるのりパンチです。

スリットにのりを差し込みます。下のスリットに差し込んだのりの端が少しはみ出るようになるまで差し込みましょう。

赤いネジを巻きます。

巻き続けると下からのりが出てきます。

よく見るとのりに小さな穴があきました。見えますか?

おにぎりに巻いて手で割ってみました。のりがきれいにパリッと切れました。これなら子どもが噛み切れそう!

子どもに限らず、大人のおにぎりにも、のり弁にも、これを使えばのりがペロンとはがれることもなく、食べやすくなりますね。

包丁いらずで超便利「ウインナーパンチ」

子どもが大好きなウインナーは、お弁当おかずの定番ですよね。でも年少さんだと、あのぱりっとした薄皮を噛み切れない子も多いもの。

そして忙しい朝にウインナーに切り込みを入れて焼くのは結構面倒…。そんな人におすすめなのがこちら。

ウインナーパンチです。

斜めの切り込みと、丸いイボイボの二通り。

ウインナーを挟んで指でむぎゅっと挟んで押し付けます。皮にプチッと穴があく感じが楽しい。

見えますか?ウインナーに細かい穴があきました。

斜めの切り込みの方はこんな感じ。

どちらもフライパンで焼いてみました。ウインナーの皮がかたくて食べにくいという子どもにもこれなら皮付きウインナーを安心して食べてもらえますね。

***

いかがでしたか?今回ご紹介した商品はどれもダイソーで手に入るものばかりですが、どれも100円以上の価値を感じられる便利なものばかりでした。

便利グッズを使って無理なくお弁当作りを楽しんでくださいね。

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執筆者

管理栄養士・料理研究家 尾花 友理

給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談などを経験。料理研究家のアシスタントを経て、大手レシピサイト運営会社にてレシピ開発や動画撮影に従事後、独立。管理栄養士としての豊富な知識とリアルな生活者の気持ちや暮らしに寄り添った、取り入れやすい栄養アドバイスやレシピに定評がある。

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