【子どものなぜ?から理系脳を育む】「なぜ夜は暗いの?」地球に昼と夜がある理由をわかりやすく伝える方法

【子どものなぜ?から理系脳を育む】「なぜ夜は暗いの?」地球に昼と夜がある理由をわかりやすく伝える方法
【夜はなぜ暗い?】地球の自転や太陽との関係、昼や夜になる仕組みを子どもにわかりやすく説明するためのポイントを紹介します。自宅でできる簡単実験も。
目次

中学高校の理科・情報教員免許をもち、インスタグラムで「はるかの理科育児日記」を発信中の2児のママ、はるかさんに、幼児から楽しく理科分野の関心をふくらませるための身近なヒントを教えていただきます。

今回のテーマは「夜はなぜ暗い?」
子どもに質問されたことのあるママ・パパも多いのではないでしょうか。わかりやすく説明するための簡単実験も紹介していただきます。

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はじめまして、はるかです。

幼児期に子どもの知的好奇心を育てるのはとても大切なこと。小学生以降に子どもが自立的に学ぶ力につながっていくと考えています。
"理科育児"という観点で、日常生活の「なんで?」から、子どもの知的好奇心を広げていきませんか?

天体は子どもにとって一番身近な科学!

息子が4歳のころ、「夜はなんで暗いの?」と来る日も来る日も聞いてきました。
私は「地球が回っているからだよ(地動説)」と説明しましたがもちろん分からず、夫は「空が動いているからだよ(天動説)」と説明し、息子はますます混乱するばかり。
そこで、簡単な実験で子どもに体感させることを思いつきました。

地球儀と懐中電灯で地球への太陽の当たり方を見てみよう

用意するもの 

  • 地球儀(なければボールでもOK)
  • 懐中電灯
  • (必要に応じて)シールなど着目点を明らかにするもの
  • 簡単実験の手順

    暗い部分と明るい部分の差がよくわかるように、夕方か夜に薄暗い部屋で行うのがおすすめです。

    【1】 地球儀を指差して、子どもに日本の位置に着目させます。
    ボールの場合は、シールを貼り「ここが〇〇ちゃんのいる日本だよ」と着目させるとよいですね。

    【2】 懐中電灯をつけ(太陽の光)、日本が明るくなるように照らします。明るい部分が昼になります。

    地球は左回り(時計と反対向き)をしています。写真の場合、日本はもうすぐ暗くなるので、正確には夕方になります。

    【3】懐中電灯を固定させたまま、地球儀(ボール)をさらに左回りにゆっくりと回転させます。

    日本には光が当たらず暗くなりました。いま、日本は夜です。

    地球儀(ボール)を回転させながら、暗いところは夜→暗いところから明るくなった時が朝→明るいときは昼→暗くなる直前は夕方となることを、子どもと確かめてみてください。

    また、日本が明るいとき、アメリカは明るい?暗い?と地球の場所によって昼夜が異なることも確認してみましょう。

    子どもへの声かけのヒント

    大人:懐中電灯の光が太陽の光だよ。光があたると明るいね。
    日本はここ、太陽があたっているから明るいね、これが昼だよ。
    じゃあ地球を回してごらん?日本はどうなった?
    子ども:暗くなった!もしかして夜?
    大人:正解!地球は1日で1回転するから、1日の中で昼と夜が来るんだよ。

    お子さんが理解しているかひとつずつ確認をしながら、お子さんにも地球やボールを回してもらう参加型で進めてみてください。クイズ形式で考える練習をするのも楽しいですね。もちろん間違ってもOK!どんな答えでも、考えたことをほめてくださいね。

    地球の自転により"暗い夜"がやってくる

    地球は左回り(時計と反対回り)に1日1回、回っています。これを「自転(じてん)」といいます。

    地球には横から太陽の光が当たります。光が当たっているところが昼、影になっているところが夜になります。
    地球が回り、影から明るくなるところが、夜から朝になる地点です。そして昼を経て、明るいところから影になるところが、昼から夜になる夕方の地点です。

    地球が回ることによって、太陽が当たらない影の部分ができ、その時が夜になるので、夜は暗いのです。

    また、地球が回ることによって、太陽がのぼったり沈んだりするように見えていますが、実際は太陽が動いているのではありません。

    地球儀を照らす実験のポイント

    1. 天体の中でも1番シンプルな”太陽と地球の関係性”を体感できる。
    2. 地球の自転を学び、生活の中で毎日起こる昼と夜が宇宙の動きとつながる。
    3. 地球の場所によって昼と夜が違うことに気付くことができる。

    今夜はぜひお子さんと「なんで夜は暗いと思う?」とお話してみてくださいね。お子さんが興味を持ったら、ぜひ次の日に紹介した実験をしてみてください。

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執筆者

はるか

「日常のなんで?を大切にする理科育児」を実践し、日々の生活で子どもの知的好奇心を楽しく広げるヒントをInstagramで発信中。子どもの頃から理科が好きで、高校は理数科。大学ではバイオテクノロジーを学び、大手メーカーSEを経て私立大学で人の成長を支援する。キャリアコンサルタントの視点から、子育てとわたしらしく生きることの両立を応援する団体「ラシク」を2021年1月に設立。 中学高校の理科・情報教員免許。5歳と0歳の兄弟を子育て中。
モットーは「ママの世界が広がると子どもの世界も広がる」
Instagram: はるかの理科育児日記

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