【モンテッソーリ教育で注目の洗濯バサミ】指の運動で脳を活性化する「洗濯バサミのお仕事」を100円グッズで実現

モンテッソーリ教育において、親指・人差し指・中指の3本は「体の外にある脳（突出した脳）」と呼ばれるほど重要視されています。その3本の指を使うことで脳に刺激が送られ活性化されるんだとか。そんな指の運動に、子どもが興味を持つ家事の要素を取り入れた「洗濯バサミのお仕事」の作り方・遊び方をまめねこさんに教えてもらいました♪

「お仕事」に子どもが夢中になる！？「運動の敏感期」って？

「子どもは遊びの天才」とよく言いますが、遊びの中で五感をはじめとする様々な感覚から刺激を受けています。特に親指・人差し指・中指の運動から受ける刺激で脳が活性化されることから、優れた教育者であるマリア・モンテッソーリは3本の指を「体の外にある脳（突出した脳）」と呼んだそうです。

加えて、3歳半〜6歳頃に子どもが指のような身体の部分を「もっと上手に動かしたい」と欲する「運動の敏感期」が訪れると言います。敏感期とは、子どもが何かに強い興味を持ち、日常の遊びの中で自然と能力を身につけてしまう時期。運動の敏感期には、ある運動について集中して取り組む様子が見られるそうです。

この時期を逃さず取り組みたい指先のお仕事に、洗濯バサミを使ったものがあります。100円グッズでできる「洗濯バサミのお仕事」の方法を、まめねこさんに教えてもらいました！

100円グッズで簡単！洗濯バサミのお仕事の方法を紹介

もともとは洗濯バサミを型紙につけてライオンのたてがみにするお仕事を取り入れていたというまめねこさん。新しい洗濯バサミのお仕事にと、息子さんが興味を持つ家事の要素を取り入れた新しい洗濯バサミのお仕事を紹介してくれました。

「洗濯バサミのお仕事」の作り方

【準備するもの】
・ワイヤーバスケット
・木製ピンチ
・手芸ヒモ
・フェルト
・蓋つきプラスチックカップ

↑木製ピンチ（洗濯バサミ）の大きさは、子どもの手の大きさやお仕事レベルに合わせて選びましょう。

【作り方】
①　ワイヤーバスケットに手芸ヒモを結びつけて物干しロープにする。家にあるものなら、小さな段ボール箱にゴムをかけてもOK！

②　フェルトをカットして洋服を作る。子どもと一緒に模様を描くのも楽しい！

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できあがったら、洗濯バサミで洋服をどんどんはさんでいくだけ！カラフルなフェルトの洋服が並んで小人のおうちのようで可愛いです♪

とはいえ、洋服をロープの近くで持つ→洗濯バサミでロープと洋服をはさむという複雑な作業なので、2〜3歳の子どもには難しい可能性も。難しそうだと感じたら、洗濯バサミでロープだけをはさむ→洋服も一緒にはさむ、と少しずつステップアップしていきましょう。

家事の中にも学びがいっぱい！子どもの興味をいかした「お仕事」

洗濯物を干す目的のために、「どうやったらできるかな？」と考えて試行錯誤することで、自分で考える力も養える洗濯バサミのお仕事。ほかにも家事の中には考える力を養う学びがたくさんあります。

洗濯バサミのお仕事で遊び終わったら、プラスチックカップに片付けましょう。お片づけも立派な家事！使ったものをあるべき場所に戻す、整理整頓する習慣をつける一助になります。

まめねこさんの息子さんは新しい洗濯バサミのお仕事に夢中で、楽しそうに洋服を干しているとのこと。その難易度に苦戦しながらも諦めずに頑張っているそうです。ぜひ日々の遊びに洗濯バサミのお仕事を取り入れてみてください♪