【元数学教師のママが実践】ダイソーの「スイーツ折り紙」で分数や図形感覚が自然に楽しく身につく!

【元数学教師のママが実践】ダイソーの「スイーツ折り紙」で分数や図形感覚が自然に楽しく身につく!
【分数の教え方】おいしそうなスイーツがデザインされたダイソーの「丸ちよがみタルト」を使って遊びで楽しく分数を学ぶアイデアを紹介。小さな子どもでも遊びながら分数の概念を知ることができますよ。
目次

こんにちは、ママライターの小谷まほです。
私には大学時代から仲良くしてもらっている先輩夫婦がいるのですが、その夫婦に教えてもらった楽しく学べる遊びをご紹介します。

それは、スイーツがデザインされた紙を使って分数や図形を学ぶというもの。

教えてもらった先輩夫婦の奥さんは、元数学教師。普段からおもしろいアイデアでお子さんに学びの機会を設けているので、いつも「すてきだな~、こんな学びの環境づくりがしたいなぁ…」と思っています。
この春に小学校入学を控える6歳の男の子(Kくん)といっしょに遊んだ様子を交えながらご紹介します。

ダイソーの「丸ちよがみ」が大活躍!

使うのはダイソーの「丸ちよがみ(ROUND CHIYOGAMI PAPER)タルト」。折り紙コーナーで販売されています。

おいしそうなフルーツタルトがプリントされていて、とっても色鮮やか。見ているだけでワクワクしますよね!

円形の折り紙を折ると、まるでホールタルトをカットしたように見えるアイデア商品です。

まずは、この紙をわかりやすい2分の1、4分の1、6分の1などにカットします。

何等分かがわかりやすいように、裏面に1/2、1/4、1/6などと分数を書いておくのがおすすめです。

「どんなケーキにしようかな?」がポイント

準備が終わったら、さっそく遊んでみましょう!

ポイントは大人が「さぁ分数を教えよう」と意気込まないこと!
「どんなケーキにする?」という問いかけで、楽しくピースを組み合わせていくようにうながします。

実際に遊んでいる中で「半分こ2つでまん丸になる」「とんがったところをくっつけないといけない」「あっちのケーキのほうが大きい」といった会話が生まれ、遊びのなかに自然に算数の要素が織り交ぜられ、分数や図形の概念に触れられます。

Kくんはすでに分数がわかっており、この遊びもしたことがあります。

途中から折り紙を始めて「ぼく、1/4を作れたよ!」「そこからさらに1/8。ほら、円すいみたいになったよ!」など、6歳とは思えないコメントに驚かされる場面も!

ふだんの生活で楽しく算数に触れ、吸収しているんだなあと改めて感じました。

一方、わが家の2歳児にも遊ばせてみましたが、やはり難しい部分が多かったよう。
"とんがった部分をくっつける"ということがわからないため、ケーキをいくつか並べても円や扇形にはなりませんでした。しかし楽しそうな様子。

Kくんが「ぼく、できるよ!教えてあげるね」「ここ(1/4のスペース)に1/6は2枚入らないんだよ。ほらね」とリードしてくれたのにも感謝です。

繰り返し遊ぶことで、少しずつ図形感覚が身についていきそうでした。

遊び終わってからKくんにこの遊びについて聞いてみると「いろいろ工夫して形を変えられるのが楽しい!」「並べると何分の1かがわかっておもしろい!」とうれしそうに話してくれました。

***

小学校では“分数”は2年生ごろから学んでいくもの。
幼児にはハードルが高いのは当たり前ですが、今回紹介したように自然に分数や図形にふれる経験をしておくと、スムーズに学びに入っていくことができます。

何よりおいしそうなスイーツを使って楽しく取り組めるのでおすすめです。ぜひダイソーで見つけたらゲットして、おうちでトライみてくださいね。

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執筆者

ライター peekabooライター

子育てママの働くオフィスpeekaboo、ライターチームです。さまざまな経歴を持つ、50名以上のママが在籍しています。

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