【保育士ママ絶賛】こんな絵本が欲しかった!幼児から数学の面白さを学べる大ベストセラー「すうがく絵本」に4歳児も夢中に♡

【保育士ママ絶賛】こんな絵本が欲しかった!幼児から数学の面白さを学べる大ベストセラー「すうがく絵本」に4歳児も夢中に♡
絵の中から「なかまはずれ」を見つけたり、「せいくらべ」をして誰がいちばん多い・少ないかを当てたり…幼児のうちから「数学」の世界に楽しく触れられる『はじめてであう すうがくの絵本』(福音館書店)。4歳の娘と体験してみたレポートをお届けします。
目次

こんにちは。保育士資格をもつママライター・河瀬です。

算数・数学って聞くと、学生時代の苦い思い出がよみがえる…という人も多いのではないでしょうか?
筆者もそのひとり。子どもたちには苦手意識を持たずに取り組んでいって欲しいと思っていたところ、こちらの絵本の存在を知りました。

『はじめてであう すうがくの絵本1 』(福音館書店)。

著者は、画家・絵本作家の安野光雅さん。『ふしぎなえ』など、数々の絵本を手がけていて、きっとママ・パパの中にも安野さんの作品に親しんできた人が多いのではないでしょうか。

40年前から親しまれているこの絵本も、安野ワールド全開!表紙に登場する小人たちをはじめ、ふしぎな魅力のイラストがたっぷり。未知の「数学」の世界に、抵抗なく子どもたちを引き込んでくれます。

この『はじめてであう すうがくの絵本』は全3巻ありますが、今回は1巻を4歳の娘と体験してみました。

これが数学!?楽しいイラストとともに「考える力」を伸ばす!

この絵本は

  • なかまはずれ
  • ふしぎなのり
  • じゅんばん
  • せいくらべ
  • という4つの章からなっています。

    パラパラめくると、しかけ絵本やだまし絵のようなページも。その「異世界」な雰囲気に、娘はひと目で興味津々。

    そうなんです、内容は「数学」ですが、子ども向けに絵がいっぱい、ゲームやパズルのような雰囲気でとっても楽しげなんです!

    「なかまはずれ」の章にはたくさんの生き物、「ふしぎなのり」の章には折り紙で作った図形、「じゅんばん」の章にはトランプ、「せいくらべ」では保育園でもおなじみの玉入れなど、子どもの好きなものや身近なものを使って、数学の原理に自然と親しめるようになっています。

    答えはひとつじゃない!考える力を育む

    さっそく、「なかまはずれ」に挑戦!

    あひるたちの絵の中にきつねが一匹。これはカンタンに正解。

    続いて、あひる・きつね・てんとうむしの中に、けしの花が一輪。娘は意表をつかれて一瞬、どういうこと?と戸惑う様子。

    ほかにも、くるまのなかまはずれ、道具類のなかまはずれなど、いろんなグループが出てきます。中には、大人も「あれ?」と手ごわく感じるものも!

    正解は1つじゃないのと、なぜ「なかまはずれ」なのかを子どもに考えさせることができるのがいいなあと。絵本を通じて「考える力」が身につきそうです!

    ちょっとむずかしくても、やわらかアタマで楽しめる!

    この絵本、1冊で100ページ以上もあり、ボリューム感たっぷり!

    次はなにをやろうかなとパラパラめくって、次にやりたいと娘が言ったのが、「ふしぎなのり」のページ。

    「2つのものを組み合わせて、新しいものをつくる」ということを通して「かける」という思考をトレーニング。 着るもの(帽子、Tシャツなど)に色をつけることを通じて、該当するものがどこにあるかを探していくという、座標を読む練習のようなまさに数学的な内容!

    少し難しいかな…と思いつつ、タテとヨコを交わらせることなどを説明し、「青い帽子は、どこかな」などいっしょに探してみました。やはり最初は少し戸惑っていましたが、やっているうちにタテ・ヨコの交差させ方にも慣れ、「どんどん問題出して!」と積極的に。やはり、子どもはアタマがやわらかいなあと感心!

    ゲーム感覚で取り組んでいるので正解するのが気持ちいいようで、飽きずにどんどんページが進みます!

    えんぴつが不要で何度もくりかえせるところもいいなあと。なにせ「絵本」ですから、眺めているだけでもおもしろいようです。

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    問題のレベルが徐々にアップ!小学生にもハマりそう

    「せいくらべ」では多い・少ないをグラフにすることで、わかりやすく表現できることを学びます。これは4歳でもすぐ「一番多い子はこの子、少ない子はこの子」と当てられました。

    でも、この絵本、徐々にレベルアップしていくのがミソ。
    最初は見ただけで正解できるものも、そのあとの問題は大人と一緒に考えたり試してみないと解けなさそうなハイレベルなものが登場。幼児だけでなく小学生でも、挑戦意欲をかき立ててくれるような充実の内容です!

    学問全般につながる「数学」の考え方を楽しく身につける

    安野さんはこの絵本で、「算数だけでなく、ほかの学問全般に共通する考え方を教え、発見や創造の喜びを分かちあい、たまには迷路にさそいこんでくやしがらせる、そんなおもしろい本はできないものか、と考えた」と書いています。

    4歳以上になると、生活の中で数や量といったことを理解できる時期にさしかかるといわれています。数を数えたり、色別に分けたり(分類)、大きい・小さい、背の順に並ぶなど、家庭や園生活の中でも算数の基本となるトレーニングを始められます。

    ただ、せっかく幼児のうちにそういう力を磨いていっても、小学校での「算数」の授業では、計算や図形問題を通して1つの正解に向かって「解く」トレーニングに変わっていってしまいます。筆者は前職で教育関連会社で教材作りに携わっていましたが、「考える楽しさ」と「効率よく正解を出すこと」の両立のむずかしさに常に直面していました。

    「なかまわけ」「くらべかた」などを通して、あれこれ試行錯誤していくことや1つだけじゃない正解を導き出すこと、それは「算数」ではなく、どちらかというと「数学」の考え方。アタマがやわらかい幼児だからこそ、抵抗なくスッと身についていきやすいのだなと、この本を子どもとやってみて痛感。

    ぜひ、将来の勉強のニガテ意識を作らないためにも、「考える楽しさ」を子どもに体験させてあげてください!

    『はじめてであう すうがくの絵本 1』
    著:安野 光雅
    発行:福音館書店
    定価:単行本 1,760円(税込)
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執筆者

ライター 河瀬 みこと

大学卒業後16年間、教育関連企業で編集・マーケティング業務を担当。第一子妊娠時に退職。その後保育士資格を取得し、起業に向けて準備中。二児の姉妹を育てながら、編集・ライター業に邁進中。

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