そのまんまじゃん！冷たいものを食べて頭が「キーン」とする現象の名前が意外すぎ！予防法も簡単だった

厳しい残暑で、まだまだ冷たいものが美味しく感じられる季節。
かき氷やアイスクリームを一気に食べて頭が「キーン」と痛くなる、そんな経験をしたことがある人もいるはず。

実はあの「キーン」という痛みに、医学的にも認められている名前があるのをご存じですか？

クイズ形式でお届けしている「意外と知らないモノの名前」シリーズ。第4弾は冷たいものを一気に食べたときに起きる現象の名前について出題します。

Q.冷たいものを一気に食べると頭が「キーン」となる現象の名前は？

【ここでヒント！】暑くなると食べたくなる！甘いスイーツの名前が入っています。

正解は…
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「アイスクリーム頭痛」でした！

思わず「そのまんまじゃん！」とツッコミを入れたくなるような名称ですが、「アイスクリーム頭痛（Icecream headache）」は「国際頭痛分類第3版」という医学書にも載っている正式な医学病名なのです！**

痛みを引き起こす要因には諸説ありますが、以下のふたつの説が有力とされています。

1つ目は冷たい刺激を痛みと勘違いしているのではないか？という説。
冷たさを感じる神経と痛みを感じる神経は実は同じ！そのため、喉にある神経（主に顔面の知覚を伝える神経）に急激な冷たさを感じると脳が“痛み”と勘違いし、そのまま伝達してしまうのではないかと考えられています。

2つ目は脳につながる血管が広がるという説。
冷たいものを一気に食べると口の中の温度は急に低下します。それを防ぐために脳が「体を温めなきゃ」と考え、血流量を増やし頭の血管が広がり頭痛が引き起こされるのでは？というものです。

アイスクリーム頭痛を防ぐ方法は実はとっても簡単！
どちらも急激に冷やされることで起こる頭痛とされているので、慌てずゆっくりと食べることで予防できます。

それでも頭痛が起きてしまった場合は、アイスノンや冷たいペットボトルでおでこを冷やしましょう。人間の脳は、同時に複数の刺激を処理するのが苦手。より強い刺激を与えることで脳を混乱させて、頭痛を和らげることができます。

また、頭の血管を冷やし炎症を抑えることができるので、2つの説に有効と言われています◎

観光地に行くと食べたくなる「ソフトクリーム」。実は「ソフトクリーム」は和製英語なので海外では通じません。

そのまま「soft（やわらかい）cream（クリーム）」と訳されてしまうので、「Soft cream please！」と言ったらフェイスクリームやシェービングクリームが出てくる可能性も…。

では、「ソフトクリーム」は英語で何というのか。

正解は "soft serve ice cream"（ソフトサーブアイスクリーム）です。
当時アメリカで人気だったソフトサーブアイスクリームを日本で広めるために、できるだけ短くわかりやすい表現にしようと「serve」と「ice」を省略し「ソフトクリーム」と命名されたんだそう。

ちなみにアイスクリームを「ice（アイス）」と省略すると「氷」という意味になってしまうので、海外で注文する際は注意してくださいね！

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あの「キーン」の正体が実は脳の勘違いかもしれないと考えると、人間の身体って不思議ですよね。このメカニズムはまだはっきりとは解明されていないので、おやこで色々と調べ、研究してみるのもおもしろそう！

冷たいもの食べて頭痛に悩まされてる人がいたら、ぜひ対処法や予防法も教えてあげてくださいね。