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「本当に頭のよい子」が育つおうち空間の作り方

ズバリ、頭のよい子は「家族のコミュニケーションが生まれ、大切にされている家」で育てられる!

ズバリ、頭のよい子は「家族のコミュニケーションが生まれ、大切にされている家」で育てられる!
わが子を「頭のよい子に育てる」ためには「家づくり」に秘密がありました。「頭のよい子が育つ家」の著者・四十万靖さんによる、頭のよい子が育つ家の共通点や間取り、そして目指すべきものについてまとめました。
目次

わが子を「頭のよい子」に育てたいと思う親は多いのではないでしょうか? そのために必要なことは一体どんなことでしょうか?著書に「頭のよい子が育つ家」のある四十万靖さんによる連載「『本当に頭のよい子』が育つおうち空間」より、頭のよい子を育てるためのおうち作りについて、もう一度振り返ってみましょう。

これからの時代に必要な「頭のよい子」とは?

頭のよい子が育つ家とはどんな家か、を考える前に重要なのが、「頭のよい子とはどんな子なのか」というテーマです。頭のよい子というと、勉強ができる子、偏差値が高い子、知識が豊富な子…とまだまだ捉えがちの保護者が多いかもしれません。

でも、今の時代の「本当に頭のよい子とは、人の考えを参考にして自分の考えを述べるようにできる子のこと」。そして、その能力は「インタラクティブ・コミュニケーション・スキル(Interactive communication skill)」=ICSと呼んでいます。

これは具体的に言うと、

  1. 相手が何を言っているか理解できる
  2. 相手が言っていることを自分の考えに取り入れることができる
  3. そのうえで自分の意見を伝えることができる

そして、このスキルを高めることができる家こそが「頭のよい子が育つ家」なのです。

これからの時代の「本当に頭のよい子」ってどんな子?

これからの時代の「本当に頭のよい子」ってどんな子?

2020.10.27

頭のよい子が育つ家とはズバリ家族コミュニケーションができている家

こうした「インタラクティブ・コミュニケーション・スキル(ICS)」は、親子がいかにインタラクティブ(双方向・相互作用)のコミュニケーションを重ねていけるかによって磨かれていきます。

ですから、家も家族同士のコミュニケーションをどれだけ生み出し、活性化させることができるかが大切です。

となると、家族が団らんできる場所=リビング、ダイニングが家族にとって最も重要になります。

この空間でいかに家族みんなが一緒にいる時間を長く過ごせるか。

子どもにとっては家族の気配を感じながら、安心して遊びや勉強に没頭できる空間になっているか。

家族にとって居心地のいいダイニング、リビングをどう作っていくかが、「頭のよい子が育つ家」のカギになるのです。

幼児期はキッチン学習、小学生からはリビング学習

家族コミュニケーションの大切さに気づくと、リビング学習の意味などもおのずとわかってきますよね。

子どもというのは、どんな環境にいても、集中するときは集中できる性質があります。むしろ集中するためには、適度な雑音や気配が必要であるといっても過言ではありません。

勉強しているとき、親がなんとなく見ている、見られている。そんな存在を感じることで子どもは安心して物事に取り組むことができるのです。

このように小学生がリビング学習が大事とするならば、幼児にとって大事なのはキッチン学習です。

キッチンは危ないからこそ、危ないということも含めてさまざまなことを子どもは学ぶことができます。そして、お母さんやお父さんがキッチンで毎日何をしているのか、子どもはじっと観察しています。これはなあに?いま何したの?料理や家事を通して、親子のコミュニケーションより濃密で深いものとなるでしょう。

こうして、家族の気配を感じながら、安心して勉強したり遊んだりすると同時に、そこから派生するコミュニケーションの積み重ねによって、子どもはインタラクティブコミュニケーションスキルを高めていくのです。

頭のよい子を育てるには、どうして「リビングで学習」が大切なの?

頭のよい子を育てるには、どうして「リビングで学習」が大切なの?

2020.11.24

頭のよい子が育つ家が大切にしている共通点

頭のよい子はリビングで勉強している、リビングやダイニングで過ごす時間が長いという共通点があります。ですが、それだけではありません。

頭のよい子が育つ家には次の2つを大切にしているという共通点があるのです。

書くこと

家族同士でのコミュニケーションの大切さを伝えてきましたが、コミュニケーションにおいて「話す」こと以上に注目してほしいのが、「書く」「描く」ことです。

書くという行為は自分の考えを論理的にまとめあげ、それを人に伝えるのにぴったりのトレーニングになります。

子どもが字を少しずつ書けるようになったら、おやこでお手紙交換したり、目標や夢を書いてもらって壁に貼ったりするのもいいでしょう。

また子どもに自由に絵を書いてもらい、それを壁一面にはるのもよいでしょう。

小さなころから「書く」「描く」ことが日常的に実践されていくと、子どもたちは自ら考え、さらに自分の考えを論理的にまとめ、人に伝えるという力を身に着けていくことができるのです。

飾ること

子どもが初めて離乳食を食べた食器。初めて公園を歩いた時の靴、初めて描いた絵、ペタペタ貼ったシール、家族みんなで撮影した写真…。家族の想い出アイテムを目につくところに飾っておきましょう。

そうしたアイテムを通して、子どもは知らない自分に出会うことができ、それを通じての親子の会話によって自分が愛されていたという記憶に変わっていきます。

そしてそうした家族の記録があふれるリビング、ダイニングなら、子どもは一人でお留守番していても、家族の気配をいつでも感じ取ることができるのです。

わが子の初めての食器や靴。おうちのどこに置いていますか?

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2020.11.10

頭のよい子が育つ家の間取りとは

こうして考えると、「頭のよい子が育つ」間取りとは、家族の気配をつねに感じることのできるおうち空間のイメージは、風通しがよく、可変性の高い昔ながらの日本的家屋です。

お客様がきたときにはふすま一枚で仕切り、子どもも気を使いながらおもてなしの心を学んだり、ちゃぶ台で勉強しながら、ごはんができたら勉強道具を片付けお手伝いをする…。

そんな風に、家族がみんなで団らんできる、そんなおうち空間を作ってみませんか?

もちろんコミュニケーションの取り方には正解も、終わりもありません。家族同士がよりコミュニケーションをとるためにはどうしたらよいかをつねに模索し、家も子どもや家族の成長に合わせて変化させていくことも重要なのです。

そうした試行錯誤も、最終的にはインタラクティブコミュニケーションスキルを高め、「頭のよい子」をはぐくんでくれるでしょう。

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