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絵本ナビ編集長厳選【子どもの気持ちに寄り添う絵本】

「初めての子とお友達になれるかドキドキしてる」そんな子どもの気持ちを癒してくれる絵本

「初めての子とお友達になれるかドキドキしてる」そんな子どもの気持ちを癒してくれる絵本
子どもの気持ちが複雑化する幼児期。どんな風に声をかけたらいいのかわからない。そんなとき、子どもの目線に経った、子どもの気持ちに寄り添うような絵本を、読み聞かせしてあげませんか?今回は「初めての子とお友だちになれるかドキドキしている気持ち」がテーマです。
目次

うれしい、楽しい、悲しい、腹が立つ…たくさんの経験を通して複雑な感情も持ち始めてくる幼児期。子どものさまざまな感情に、親としてはなんと声をかけてあげていいのかわからないというシーンもしばしば出てきますよね。

そんなときは、子どもの目線に立った、子どもの気持ちに寄り添うような絵本を、読み聞かせしてあげませんか?

今回は「初めての子とお友達になれるかドキドキしてる」」にむけての一冊です。

***
はじめてのようちえん。
ママとはなれてすごすなんてドキドキ。
知らない子ばっかりでドキドキ。
あたらしい「せんせい」もやさしいのか、こわいのかわからなくてドキドキドキドキ。

ママは「おともだちがいっぱいできるといいね」っていうけど
知らない子ばっかりなのに
お友だちなんてできるのかなー。

うーん、やっぱりようちえんいくの、
ちょっとこわいなー。

そんなドキドキばかりの気持ちに、ぴったりの絵本ありますか?

≪磯崎さんおすすめ≫泣いてばっかりでもだいじょうぶ。いつのまにか怖くなくなるよ

『なきむしようちえん』

知らない場所に、知らないお友だち。不安な気持ちになるのは当たり前だよね。引っ込み思案で怖がりな子だったら尚更です。

みゆきちゃんなんて、入園式の日も、その次の日も、その次の次の日も、ずっとずっと泣いてばかり。だってヤギは怖いし、土いじりは手がよごれるし、ターザンごっこも苦手です。

だけどね。可愛いうさぎさんに触れてみたり、みんなでお泊りしたりするうちに、少しずつ慣れてきたみたい。いつの間にか笑顔もお友だちも増えてきて。だから無理しなくても大丈夫。次の春にこんなことを言っているのも、みゆきちゃんなのです。

「ようちえんは、こわくないわよ」

思いっきり泣きながら、先生を困らせながら、楽しい事や大好きなお友だちに出会っていってね。

『なきむしようちえん』(作:長崎 源之助 絵:西村 繁男 童心社)

そのほかのおすすめ2冊。ともだちって?ようちえんって?知るだけでもドキドキは減るかも!

『ともだちになろう』

友だちって、どういうことかな。どうやってなるのかな。ケンカしたらどうすればいい? まずは自分の気持ちを相手に伝えるところから。

小さな子どもたちの「ともだちづくり」を応援してくれる絵本です。

『ともだちになろう』(作: ミース・ファン・ハウト 訳: ほんま ちひろ 西村書店)

『ようちえんのいちにち』

幼稚園ってどんなところ? どんな一日を過ごすのでしょう。園庭で遊んだり、歌をうたったり、工作をしたり。お弁当の時間も楽しみです。こんな毎日だったら、みんなとお友だちになれるかもしれない。不安な気持ちの子ども達に心強い1冊です。

『ようちえんのいちにち』(作: おか しゅうぞう 絵: ふじた ひおこ 佼成出版社)

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はじめてのことは不安がいっぱい。園から帰ってきたら、おいしいおやつを用意して、ぎゅーっと抱きしめてあげてくださいね。

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お話を伺った方

「絵本ナビ」編集長 磯崎園子

絵本情報サイト「絵本ナビ」編集長として、絵本ナビコンテンツページの企画制作・インタビューなどを行っている。大手書店の絵本担当という前職の経験と、自身の子育て経験を活かし、新聞・雑誌・テレビ・インターネット等の各種メディアでも「子育て」「絵本」をキーワードとした情報を発信している。著書『ママの心に寄りそう絵本たち』(自由国民社)

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