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体を動かす幼児の習い事を徹底解剖!

柔軟性、瞬発力、バランス感覚、リズム感…「サッカースクール」ではいろいろなスポーツにつながる力が育まれる

柔軟性、瞬発力、バランス感覚、リズム感…「サッカースクール」ではいろいろなスポーツにつながる力が育まれる
2020年6月に「おやこのくふう」編集部が実施したアンケートで、「親が子どもにさせたいスポーツの習い事」としてスイミング、体操の次に人気があったサッカー。最近は小さなころからサッカーを楽しんでいる子どもが増えましたよね。 そこで、幼児向けのスポーツプログラムが充実している「コナミスポーツクラブ」のサッカースクールについてお話を伺いました。
目次

子どもたちが好きなスポーツで、圧倒的な人気を誇る「サッカー」。

子どもが自分から「やりたい!」という声があがりやすい習い事でもありますね。

そこでコナミスポーツクラブのサッカースクールマスターインストラクター大石鉄也さんに、幼児期の習い事としての「サッカー」についてお話を伺いしました。

まず知っておきたい「サッカークラブ」と「サッカースクール」の違い

地元のチームやサッカー教室など、幼児から参加できるサッカーの習い事もいろいろありますね

編集部

ご存じの方も多いかもしれませんが、まずは「サッカークラブ」と「サッカースクール」の違いを知っておくといいですね。

「サッカークラブ(チーム)」は技術指導もありますが、練習は試合が中心となるところが多いようです。幼児のうちはあまりないかもしれませんが、「チーム」として練習や試合、大会に臨んでいきます。

コナミスポーツクラブなどスポーツクラブで開催されていることが多いのは「サッカースクール」。

ボールの扱い方からスタートして、子どものペースに合わせて、サッカーの技術をアップさせることを目指していきます。もしかしたらサッカーの「塾」という表現をすると、わかりやすいかもしれませんね。

スクール内では、競争やポジション争いはないですし、試合における勝敗などチームとしての結果を求めることもありません。

幼児期のサッカーはとにかく「ボールの扱いに慣れること」!

サッカーはチーム競技なのでまだ幼児のうちは難しいかな…と思っていました

編集部

コナミスポーツクラブのサッカースクールでは、年中さんからが対象のクラスとなり、現在4~6歳の子どもたちがサッカーを楽しんでいます。

幼児期は、まずはボールの扱いに慣れること、サッカーを楽しむことが大切なので、子どもひとりひとりの性格などを理解しながら、成長に合わせた技術習得と向上にしっかりと時間をかけていきます。

ボールをうまく扱えないとゲームはできないので、とにかく一人ひとりがボールに慣れることが大切です。

1人1個ボールを使用し、ボールにたくさん触れる楽しい練習を行います。

最初は、ボールの動きを学ぶところから。

「ボールってこんな風に転がるんだ」「こう動くんだ」ということを知って、その後は手で扱ってみる。そしてその後に足で扱うという順で慣れていきます。

ボールを足で扱うのは思っている以上に難しいもの。

さらに、サッカーは「身のこなし」がとっても難しいんです。

例えば、前に進んだり、後ろに下がったりと前後に身体を使う動きは普段生活の中で行うので、自然とできます。でも、サッカーでよく使う横や斜めの動きは、あまり経験がないのでなかなか難しい…。

そこで、前後左右の動きをたくさん取り入れた練習を行い、動きながら足でボールに慣れるように、たくさんボールに触る練習をしていくのです。

個人差はありますが、サッカーを始めて1年~1年半くらいで、思ったところにボールを運べるようになります。よく見る"サッカーの姿"になるまでには、けっこう時間がかかるものなんですね。

幼児期のサッカースクールのゴール、目指すところはここまで。

試合やより細かい技術指導は小学生からと考えています。

日々の練習で楽しみながら技術を身につけることを目標に、月1回のチェックを実施

子どもたちは何を目標にがんばっているのでしょうか?

編集部

コナミスポーツクラブでは、1か月に1回、自身のチャレンジ項目に対してテストを実施していて、子どもたちはそれを目標にがんばっています。

幼児のクラスではリフティングやボールタッチなどで目標回数を設けて、それにチャレンジしていきます。

このテストは失敗してもいいので、チャレンジ精神を持ってもらえるように指導しています。

あくまで、小学校からの本格的な技術指導に慣れるための「チェック」であり、合否判定ではありません。

とはいえ、子どもたちはテストというとやはり少しピリッとしますし、できるようになりたい!うまくなりたい!というモチベーションにつながっていきます。

技術をしっかり身につけることで、できることが増えるので、それに応じて、子どもたちにとってのサッカーの楽しさや魅力が倍増していくのです。

また、本格的な「試合」は小学生からですが、成果の場としてはドリブル選手権やリフティング選手権のような催し物も実施したり、関東地区では対抗戦でイベントをやったりしています。

柔軟性、協調性、持久力、リズム感…サッカーで育まれる力

サッカー技術の上達のほかに、どんな力が磨かれるのでしょうか?

編集部

サッカーは柔軟性が非常に重要です。

身体の柔軟性はもちろんですが、ボールを扱うときに、ひざと足首を柔軟に使えることができると、柔らかいタッチができスムーズにボールを運べるようになります。

練習を続けることで、柔軟性はどんどん身についていきます。

また、じつはバランス感覚リズム感もサッカーには欠かせない力です。

ですので、もしサッカーと他の運動系の習い事を併用するのであれば、柔軟性、バランス、リズム感が養われるダンスやトランポリン等がおすすめなんですよ。

さらに、チームスポーツなので協調性がとても大切になります。

スクールでは一人ひとりボールを持って練習しますが、もちろんパスの練習もします。 うまい子もいたり、足の速い子もいたり、同じパスでも受け手により相手に合わせることは考えていかないといけない。自分勝手では進みません。

友だちと協力したり、相手の力量を見ながらさじ加減をしてパスをするなど、人に対して技術をどう使うかという協調性は必要ですし、自然と育まれていくと思います。

幼児期でそこに気がつけるのはまだまだ難しい段階ではありますが、積み重ねていくことで将来につながっていくと思われます。

そのほか、身につく力といえば、持久力や瞬発力も挙げられます。

サッカーは45分間走るスポーツです。幼児は45分走り続けることはないでしょうが、練習の中で持久力は確実についていきます。

瞬時に判断しての決定力も大切なので瞬発力も高まっていきます。

このように、サッカーで鍛えられる力はとても多く、その力はいろんなスポーツに繋がっていくといえるでしょう。

最後に、うちの子は身体が小さいから、足が速くないから…という保護者のかたがときどきいらっしゃるのですが、サッカーは、身体の大きさや足の速さで決まるものではありません。

身体の見た目の差は成長過程で大きな差ではなくなります。

しかし、ボールを扱う技術力では大きな差が生まれていきます。

うまく身をこなせるようになる、ボールに慣れる、ボールを思い通りに運べるようになる、と段階を踏んで成長していきますので、焦らず長い目で見て、「将来につながる基盤を作っている!」と見守っていけるといいですね。


取材協力:コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」

生後4か月から参加できる多彩なスクールを開校中。
長年の研究・指導・運営ノウハウをもとに、安全・安心に最大限に考慮しながら、子どもがやる気をもって楽しみながら運動能力を高めていける指導に取り組む。現在、水泳、体操、ダンス、ゴルフ、サッカーなど12種類以上のスクール・プログラムを用意している(教室により種類の数は異なる)。

「サッカーとの出会いとなる幼児期に、個々の技術力をあげられるスクールは大切であると思っています。コーチは、お子さまが楽しいと思えるように明るく分かりやすい指導を行っていきます。お子さまがサッカーに興味をもったら、ぜひ一度体験レッスンを受けてみることをおすすめします!」

体験・お問い合わせはお近くの教室まで。
コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」

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執筆者

ライター 赤司 陽子

大学卒業後、製薬会社での勤務を経て、大手教育関連企業に転職。約10年間幼児教育・小学生教育事業に携わる。その後夫の海外赴任に随行し、アメリカで出産・育児を経験。多様な価値観に触れる。帰国後、フリーのプランナー・エディター・ライターとして活動中。現在、5歳女子・3歳男子の年子育児に奮闘中。

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