「おもちゃ」はおやこのよき仲間。大人もいっしょに遊びたいものを迎えよう

「おもちゃ」はおやこのよき仲間。大人もいっしょに遊びたいものを迎えよう
子どもがいると、身近にいつもおもちゃがある生活になりますよね。 子にとっても親にとっても、おもちゃって思った以上に大事な存在…。 でも、だからといっておもちゃ選びに構える必要はないと、おもちゃコンサルタントの岡田哲也さんは語ります。
目次

「自身が子どものころ好きだったおもちゃは何ですか?」

おもちゃ選びって、難しい!と思っている親御さんも多いかと思います。

とくに今は種類も豊富、次から次へと新しいものも出てきます。

どんなものをわが子に買い与えるのがよいのか、迷ってしまいますよね。

でも、ちょっと待ってください。

必ずしも新しいおもちゃを親が見つけなきゃいけない、ということはなく…

「親自身が子どものときに好きだったもの」を、子どもと一緒に遊んだっていいんです


「ママもこのおもちゃ、好きだったんだよ」

「こんなふうに遊んでいたんだよ」

そんなふうに親が楽しそうにおもちゃについて話したり遊んだりする姿を見て、子どもはきっととてもうれしい気持ちになるはず。

そのおもちゃへの興味も、グッと高まることでしょう。

おもちゃは子どもだけのものではありません

おじいちゃんやおばあちゃんと、昔ながらの遊びをするのもいいですね。

コマやあやとり、お手玉などは世代を超えて楽しめる魅力があります。


また、おもちゃは子どもだけのもの、と限定する必要もありません。

子どもたちの次におもちゃと過ごす時間が長いのは、ママやパパなんですから、「ママやパパが好きなもの」を選んでもいいと思います


たとえば美しいモビールやオルゴール、少し高価なぬいぐるみなど。

眺めて落ち着く、聞いて落ち着く、触れて落ち着く…そんな視点でおもちゃを選べば、一緒に遊ぶ時間がより心地よく感じられるはず。


好きなものだからこそ、遊ぶ時間はより楽しくなり、会話もどんどん生まれます。

おもちゃ遊びを通して、ぜひ親子のコミュニケーションを深めていってくださいね。

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お話を伺った方

東京おもちゃ美術館ディレクター・おもちゃコンサルタント 岡田 哲也

東京おもちゃ美術館にてイベント等の企画、運営を担当。また「おもちゃインストラクター」「おもちゃコンサルタント」養成講座の講師として、全国でおもちゃを使った遊びの研究・実践・ワークショップを開催している。
NHK Eテレ『まいにちスクスク』など各種メディアにも出演。
駒沢女子短期大学・植草学園大学非常勤講師。
子どもと楽しむ「遊び名人」になろう! 岡田哲也のおもちゃの時間

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執筆者

ライター 河瀬 みこと

大学卒業後16年間、教育関連企業で編集・マーケティング業務を担当。第一子妊娠時に退職。その後保育士資格を取得。二児の姉妹を育てながら、編集・ライター業に邁進中。
2023年春より、念願の「食堂+寺子屋 nuinu(ぬいぬ)」開業。

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