幼児食で大切なのは「食べるって楽しい!」。イライラしたり、焦る必要はありません

幼児食で大切なのは「食べるって楽しい!」。イライラしたり、焦る必要はありません
栄養がかたよらないように。いろんなものを食べることができるように…。そんな風にこどものためを思って、いろいろと食事を工夫しても、食べない子は食べない。嫌いなものは残す。ごはんよりお菓子・・・そんなわが子にイライラしたり、あせったりしていませんか? 幼児期の食事、もっとゆったり構えてOKと管理栄養士の尾花友理さんは語ります。
目次

完璧にバランスをとろう、なんて思わなくても大丈夫です

子どもの食事。どうしても栄養バランスをしっかりとらないとと思いがちですよね。でも、そんなに神経質になる必要はありません。特に幼児のこの時期は気分にもむらがあって、食べるときと食べないときの差が大きかったりするものです。

1食、1日でバランスをとろうとしないで、2~3日単位で食事をとらえてみましょう。昨日は肉ばっかりだったと思ったら、今日はちょっと野菜を多めに。なんだか油っこいものが続いたなとおもったら、煮る・ゆでる・蒸すなどのあっさりしたものを。そんな風に考えればおのずとバランスも取れてきます。そしてそれは子どものためだけでなく、大人のためにもなりますよね。

どうしても不足しがちな野菜。これなら食べるという野菜おかずを見つけましょう

咀嚼力が弱く、味覚も未完成な幼児期はどうしても野菜が苦手な子どもが多いもの。好き嫌いをなにがなんでも克服しなきゃとやっきになる必要はありません。

でもやっぱり野菜は食べてほしい。そこで、うちの子がこれなら食べられる野菜おかずを2~3品見つけておきましょう。

たとえば野菜をゆでてごま油と塩で味付けするナムル。ゆでて噛みやすく、油で食べやすくなるため比較的幼児でも食べやすい野菜おかずです。ほうれん草、小松菜、人参、もやし、なす、ブロッコリー…。どんな野菜でも合わせられるので、うちの子が食べられるナムルを探してみるといいですね。同様に、ごまあえや白和えも子どもには食べやすい味です。

また、スープやみそ汁でゆっくり煮ると食べられるという子も。特にこれからの季節はオススメです。野菜具だくさんのスープやシチュー、みそ汁さえあれば、一汁と副菜を兼ねることもできて時短にもなりますね。

マンネリOK!意外に家族はレパートリーは気にしていません

これなら食べられるというものが決まったら、そんなにあれやこれやレパートリーを増やす必要はありません。同じ味付けばっかりでも、子どもがそれでパクパク食べてくれるならなんの問題もありません。

栄養バランスがとれていて、レパートリーに跳んだ食事はたしかに理想的かもしれません。

でも親がイライラして「食べなさい」と怒っている食卓よりも、バランスが多少偏っても、全部手作りじゃなくても、おやこで「おいしいね、楽しいね」と笑い合える食卓。 そんな食卓こそが幼児期にはもっとも大切だと、私は考えています。

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お話を伺った方

管理栄養士・料理研究家 尾花 友理

給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談などを経験。料理研究家のアシスタントを経て、大手レシピサイト運営会社にてレシピ開発や動画撮影に従事後、独立。管理栄養士としての豊富な知識とリアルな生活者の気持ちや暮らしに寄り添った、取り入れやすい栄養アドバイスやレシピに定評がある。

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