子どもにとってちょっと難しい【時計の読み方】。自然と読めるために暮らしに取り入れたい“プチくふう”

子どもにとってちょっと難しい【時計の読み方】。自然と読めるために暮らしに取り入れたい“プチくふう”
【教育の専門家・TERUさんが徹底解説!】もうすぐ子どもが小学校に入るけれど、時計が読めない…。と焦っているママパパは意外に少なくないのでは?子どもが時計を読めるようになるためにはどう教えればいいのでしょうか。家庭教育アドバイザーのTERUさんに教えてもらいました。
目次

もうすぐ子どもが小学生。でも、まだ時計を読めないので時間を守って学校で生活を送れるか心配…。どういうふうに時計の読み方を教えればいいんだろう…。そんな悩みを抱えるママパパは多いのではないでしょうか。

特に悩み相談としても多い「子どもへの時計の読み方の教えかた」について、家庭教師アドバイザーのTERUさんに教えてもらいました。

今回の特集は3本立て!
初回のこちらの記事では具体的な時計の読みかたの前に、時計の選びかたや大切にしておきたい考えかたについて解説します!

※本ページはアフィリエイトプログラムを利用しています。

大切なのは日常の中での「種まき」

子どもに時計についてどう教えたらいいか悩んでいます。

おやこのくふう編集部 編集部

時計を子どもに教えていく上での考え方として、私が大切にしているのが「時計を理論として教える前に、日常の中や遊びで種まきをしていく」ということです。

親が教えよう教えようと身構えずとも、正直この「種まき」さえちゃんとやっていれば、気付けば子どもは時計を読めるようになっていきます。
これは実際に私がこれまで多くの子どもたちと関わってきた経験から強く感じています。

なので、今回お伝えするのは、時計を子どもに理論的に教える方法というよりも「遊びや日常の中の些細なことを通じて、子どもが自然と時計を読めるようになっていく方法」と理解すると良いでしょう。

なお、今回ご紹介する方法は、今一緒にお仕事をさせていただいている、教育家・小川大介先生の書籍から学び、そのエッセンスも取り入れて現場で実践してきたという経緯があります。
今回は小川大介先生『頭がよくなる子どもとの遊びかた』(大和書房刊)を取り入れつつ、私の経験をミックスして解説していきたいと思います!
※今回の教え方の全体の流れを小川先生が推奨されているわけではありません。

時計の準備

子どもが使う時計で何かオススメはありますか?

おやこのくふう編集部 編集部

まずは時計の準備ですが、いろんなメーカーから発売されていて迷いますよね。
私のオススメは、知育時計であるくもん出版の『スタディクロック』『スタディめざまし』の2つ。これらを活用するのがオススメです!

『スタディクロック』はリビングなどにかけ時計として設置。
『スタディめざまし』は移動できる置き時計として活用していきます!

この2つがオススメな理由は、両方ともくもん出版から発売されており、仕様が同じで子どもが混乱しないのと、分針や秒針を数えるための数字があることです。

もちろんこれじゃないとダメ!というわけではありませんが、できれば「シンプルで見やすい仕様のもの」という条件で探すようにしましょう。

またスタディクロックのように、秒針や分針の読み方までサポートしてくれるものが良いですよ♪

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親が常に意識してほしいたった1つのこと

さて、具体的なステップの説明をする前に親が気をつけてほしいことがあります。それは『日常の中で時計を読む見本をたくさん見せる』ということ。

難しいことではなく、家から出る時間、夜ごはんの時間、いま何時か?など、どんなことでも「○時○分」と正確に伝えてあげるというだけです。

「そんな簡単なことやってるよー!」と思われるかもしれませんが、これが意外とできてないことが多いんです。

たとえば「もうすぐ出るよ!」なんて言葉。これをぜひ「○時○分に出るよ!」などと正確な時間を表す言葉にして伝えてみましょう。

そうすることで、そのつど時計の読み方の見本を見せてあげられますし、さらに曖昧な表現をしないことで、おやこで時間の共通認識が生まれます。

子どもが行動しやすくなるという効果もありますね!

とってもシンプルな心がけなので、ぜひ家庭内で実践してみてください♪

■TERUさん本人が解説!『3~12歳 【時計の読み方の教え方】幼児〜小学生の子どもと遊びながら練習する方法!』

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今回はおすすめの時計とともに、親として心がけておきたい考え方について解説しました。

日常の中で時間を確認しあう積み重ねが、実はストレスなく子どもが時計を読めるようになっていく近道であり、親としてできるサポートの土台となったりします。

勉強のような形でかっちりと教えるよりも、まずは普段の生活の中の会話や行動をちょっぴり意識してみましょう。きっと効果が現れるはずですよ。

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お話を伺った方

家庭教育アドバイザー TERU

幼児教育の講師。 1000人以上の子どもたちと関わってきた経験をもとに、0~12歳の保護者向けに知育、育脳、子どもとの接し方など家庭教育情報を発信している。登録者8万人超のYouTubeでは"子どもを成長させる"実践的な子育て動画を配信中。
YouTube:子育て勉強会 TERU channel
Twitter:@TERUkyoiku
Instagram:teru_kyoiku

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