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体を動かす幼児の習い事を徹底解剖!

「こんなことができるように!?」親も子も"驚き"を実感できる習い事「体操」

「こんなことができるように!?」親も子も"驚き"を実感できる習い事「体操」
2020年6月に「おやこのくふう」編集部が実施したアンケートで「子どもにさせたい習い事」として、スイミングに次いで運動系で人気が高かったのが体操。「コナミスポーツクラブ」に体操の幼児クラスについてお話を伺いました。
目次

親が子どもにさせたいスポーツの習い事で、スイミングに次いで人気が高いのが体操です。

幼児の体操の習い事について、コナミスポーツクラブ本店のマネージャーでキッズ向けの体操スクールを担当している古賀照生さんに、どんなことをどのように教えるのか、体操を習うことのメリットなどをお伺いしました。

体操の習い事、どんなことを練習するの?

コナミスポーツクラブの体操スクールでは、2~3歳児では、走る、とぶ、でんぐり返しなど基礎的な運動を、保護者の方と離れていても楽しく参加できるように遊びを通して楽しく練習していきます。4歳~5歳になると、鉄棒やマット運動、縄跳びなどの技術的な練習を取り入れていきます。

具体的には、跳び箱(開脚跳び)、マット(前転・後転・倒立)、鉄棒(足抜き回り・逆上がり)を中心に、ボール(投げる・打つ)、縄跳び、長縄跳び、フープ、平均台、施設によってはトランポリンなどの種目に楽しく取り組んでいきます。

自宅や園などではなかなかできない、いろいろな器具を使ってたくさんの動きにチャレンジができるのが大きな特徴といえるでしょう。

小学校中学年・高学年までがんばって続けていくと、バク転・鉄棒のグライダー降りなど、すごい技ができるようになってくるんですよ。

練習では、運動能力の向上に効果的なコーディネーショントレーニングを積極的に取り入れています。

コーディネーショントレーニングとは、自分の体を状況に合わせて自在に動かしたり、力の加減を調整できるようにすることで、筋肉を鍛えるトレーニングというより、神経に刺激を与えるトレーニングのこと。 いわば「運動センス」ともいうべきもので、このコーディネーション能力は幼児期・児童期に伸ばすとよいといわれているものです。

なかなか難しい動きを、幼児にどのように教えるのでしょうか?

編集部

教え方の原点は「模倣する」こと。まずコーチがしっかり見本を見せ、それを子どもたちが「どうやったらできるかな?」とまねをしてやってみます。

子どもに教えるときの声かけは、跳び箱は「両足を揃えてピョーンと飛ぼう」、逆上がりは、「お山に登ってくるりん~」など、オノマトペ(擬音語)を使い、リズムをもって楽しく動きをイメージできるようにしています。

ちなみに、年齢によってもそうした教え方は変化させています。

たとえば、マット運動でいえば、3歳くらいまでは、「おにぎりになって回るよ~」というようなイメージで伝達。でも、4~5歳になると理解力がついてくるので「まっすぐ手をついて、頭を下げて・・・」など、動きを輪切りに分解して伝える細かい技術指導をしているというようなかたちになります。

コナミスポーツクラブで大切にしているのは子どものやる気を応援し、成長を自分で実感できること。そのための方法として、進級制度を取り入れています。

鉄棒、跳び箱、マット、それぞれ20級~チャンピオン級まで、こまかく21段階のステップ(級)に分かれています。級ごとに進級のポイントを細かくカリキュラムとして設定しているので、正確にアプローチしてできるように繰り返し練習していきます。毎月進級テストを実施していて、子どもたちはそれを目標にがんばっています。

コーチ・保護者・子どもが一丸となって取り組み、合格したらもう全員で大喜び!そうやって、子どもが合格の喜びと、達成感をたっぷり感じられるようにしています。

運動の技術だけでなく精神的な発達も

体操スクールでは、いろいろなレベルのお友達と一緒に、集団での活動を行いながら協調性、積極性、自立性の精神的発達も促しています。

また、練習の最後にその日の成果を発表する「ミニ発表会」を行い、一生懸命がんばった成果をみんなに見てもらい、互いにほめあうようにすることもあります。

クラスには、級の違うお友だちがいますが、お互いに比べすぎないよう、コーチはそれぞれに合った指導を行います。

「自分の目標はここ」という、自分を見つめる自立心の育成と、お友だちの動きを見て刺激を受け「自分もがんばろう!お友だちを応援しよう!」という競争や協力する気持ちを上手に育めるように心がけています。

できないときはその理由を客観的に整理して伝える

保護者の方が、鉄棒や縄跳びなどを自分が子どもに教えようとするとつい感情的になってしまい、うまくいかないと相談してくださることがあります。

はい、つい「どうしてできないの…」などと言ってしまい、子どもがやる気をなくしてしまうことも…

編集部

でも、コーチは第三者的な立場からなぜできないのかを整理して根気よく伝えていきますので、子どももしっかり聞いて理解できるケースが多いんです。

親子で練習することは素晴らしいですが、うまくできないときは、第三者におまかせしてもらうことでうまくいくケースもあるんですよ。

体操は「こんなことができるようになった!」の驚きがあるスポーツ

どんなタイプの子が体操の習い事に向いているといえますか?

編集部

体操はゴール・達成度が見えやすいスポーツです。

また、逆立ちなど日常生活ではなかなかできないような動きを習得していくので、子どもは「こんなことができるんだ!」と自分に驚きを感じられ、保護者の方も「うちの子こんなことできたの?」という感動が。

そういう意味で、達成度がはっきり見えることでやる気が出るタイプのお子さまは合っていると思います。

あとは、もちろん体操が好きな子どもはよく伸びます。

もちろん、最初からやる気のある子や体操が好きな子ばかりではありませんので、まずは子どもが楽しく練習できるように工夫をしています。最初は緊張したり気乗りしない子どもを、どうのせて体操を好きになってもらうか…ここはコーチの腕の見せどころでもあります。

よく、身体が柔らかい子が向いているのでは?と言われますが、柔軟性は練習で獲得できるものです。 怪我防止の観点でも必要なので、毎回必ず柔軟体操はします。続けていくことで、柔軟性は着実に身についていきます。

体操はほかのスポーツにも通じる基盤づくりになる

鉄棒やマット、跳び箱で跳んだり回ったりするのは、とっても楽しいもの。

上達していくと、園や小学校の体育でも自信をもって授業に取り組めます。

何か自信が持てるものがあると他の面でも良い影響がありますし、保護者の方からもそういう喜びの声が届いていますから、身体を動かすことが大好きな子はもちろん、運動がちょっと苦手だなと思っている子にも、体操の楽しさを伝えられように工夫しています。


体操は「体を操る」と書きます。

体操を通じて身につけた上手な身のこなしは、体操だけではなく、子どもがこれから挑戦していく他のスポーツにもきっと役立つと思います。


取材協力:コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」

生後4か月から参加できる多彩なスクールを開校中。
長年の研究・指導・運営ノウハウをもとに、安全・安心に最大限に考慮しながら、子どもがやる気をもって楽しみながら運動能力を高めていける指導に取り組む。現在、水泳、体操、ダンス、ゴルフ、サッカーなど12種類以上のスクール・プログラムを用意している(教室により種類の数は異なる)。

「体操スクールでは、どのレベルから始めても大丈夫なカリキュラムを用意しています。1回来ていただければ、必ず楽しい気持ちで帰っていただけるよう、コーチは子どもへの指導技術を日々磨いています。お子さまが興味をもったら、ぜひ一度体験レッスンを受けてみることをおすすめします!」

体験・お問い合わせはお近くの教室まで。
コナミスポーツクラブ キッズスクール「運動塾」

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執筆者

ライター 赤司 陽子

大学卒業後、製薬会社での勤務を経て、大手教育関連企業に転職。約10年間幼児教育・小学生教育事業に携わる。その後夫の海外赴任に随行し、アメリカで出産・育児を経験。多様な価値観に触れる。帰国後、フリーのプランナー・エディター・ライターとして活動中。現在、5歳女子・3歳男子の年子育児に奮闘中。

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