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100均グッズで理系脳を伸ばす!おうち実験☆

"動くスライム"に子どもがくぎ付け!【磁石を使ったおうち実験】公園で見つかるアレが材料に!

"動くスライム"に子どもがくぎ付け!【磁石を使ったおうち実験】公園で見つかるアレが材料に!
【動く漆黒スライム作り】100円ショップで手に入るスライムをちょっとアレンジ!なんと、動くスライムを作ります。洗濯のりとコンタクト洗浄液を使った手作りスライムの作り方も!
目次

2児の子育て中で薬学部大学院卒のママ、みぃさんに幼児から楽しめるおうち実験を紹介してもらうこの連載。
今回は子どもが大好きなスライム作りに挑戦。しかもそのスライムが動く!?とっても楽しい実験あそびを紹介していただきます。

***

外に出るのが気持ちのいい季節になってきました。
とはいえ、未だ親子で自由にお出かけがしづらく、おうち時間が長い日々…。

今回は、気分転換にお散歩に出かけたときなど、公園の砂場で調達できるある物を使って、真っ黒の不思議な動くスライムを作ってみましょう!

公園の砂場に材料を取りに行こう!

まずは事前準備。U字磁石を持って公園に行きましょう。U字磁石が家になければ、100円ショップで購入することができます。

公園に到着したら砂場へ!この砂場で"動くスライム"の大切な材料が取れるのです。

磁石を砂に近づけると…黒いものがくっ付いてくるはず。そう、「砂鉄(さてつ)」です!初めて見る子も多いかもしれませんね。この砂鉄を大さじ1杯分くらい集めます。

さあ、この公園で集めた砂鉄を使って、おうちでスライムを作ってみましょう!
(砂鉄はホームセンターにも売っているので、公園で取れない場合には購入もできます)

混ぜて練るだけ!漆黒スライムの作り方

用意するもの

  • 市販のスライム(今回は80g入りを使用)
  • 砂鉄(スライム80gに対して大さじ1くらい)
  • スプーン(スライムを練るために使用)
  • 磁石
  • スライムに砂鉄を加えると固くなるので、"ジューススライム"という商品名で売られているような柔らかめのスライムを使用するのがオススメです。
    スライムの量や流動性によって必要な砂鉄の量も変化します。数種類のスライムで動き方を比べてみるのもいいですね。

    作り方

    1.市販のスライムに砂鉄を小さじ1程度ふりかけて練る。

    2.練り終わったら、また小さじ1の砂鉄をかけて練る。これを繰り返して、真っ黒のスライムになったら完成!

    漆黒スライムと磁石で遊んでみよう!

    作ったスライムに磁石をのせてみると…

    あ、磁石が砂鉄に飲み込まれてしまいました…!

    そして上から磁石を近づけてみると

    あ、スライムの一部分がツノのようにびよーんと伸びて、磁石に引っ張られています。

    ※スライムが固くてついてこない場合は、かなり近づけてからゆっくりと上に持ち上げると引き寄せられます。

    砂鉄はどうして磁石にくっつくの?

    火山が噴火してできた溶岩が冷えて固まったものの中に、『磁鉄鉱(じてっこう)』という鉄の鉱石があります。この磁鉄鉱が自然の力で砕かれたものが砂鉄です。
    砂鉄は『鉄』で金属に分類されるので、磁石にくっつきます。

    ですから、その砂鉄が混ざったスライムに磁石を近づけると引き寄せられて動くのです。

    こども解説

    砂の中には『さてつ』という鉄の仲間が混ざっているんだよ。砂鉄は、昔、火山が噴火したときに出てきたものなんだ。

    この『さてつ』は金属なので、磁石にくっつくんだ!だから『さてつ』を混ぜたスライムに磁石を近づけるとスライムが動くんだよ。

    コンタクトの洗浄液と洗濯のりでスライムが作れる!

    今回は、手軽に市販のスライムを使って漆黒スライムを作りましたが、スライム自体も自宅で簡単に作ることができます。

    スライムを作るには「ホウ砂(ほうさ)」という材料が必要で、ホウ砂は薬局でも売っていますが、もっと簡単に作れる裏ワザがあるんです!
    スライムから手作りしてみたい!という方はぜひこの方法を試してみてくださいね。

    用意するもの

    • 洗濯のり(PVA入り)…100ml
    • コンタクト溶液(ホウ酸Na入り)…30ml
    • 重曹スプレー(0/18%)…30ml(スプレー18プッシュくらい)
    • 食紅(カラースライムにする場合)
    • 作り方

      1. 洗濯のりの中にコンタクト溶液を入れる 。
      2. 食紅で色をつける。
      3. 重曹スプレーを加えて混ぜる。

      スライムができました!

      コンタクト洗浄液にはスライムに必要な成分が含まれる

      スライムを作るときに使用するホウ砂水は、水の中にホウ酸イオンが溶けてできあがっています。このホウ酸イオンが洗濯のりとくっついて、その間に水が入ることでスライムができます。

      コンタクト洗浄液の中にはホウ酸Naという成分が入っていて、重曹と反応させることで、ホウ酸イオンが遊離してきます。このホウ酸イオンでスライムができるというわけです。

      ホウ酸Naが入っているものであれば同じように使用できるので、目薬や洗濯用洗剤でも代用可能です。成分欄を子どもと確認して、家庭内のホウ酸Naを見つけてみるのも楽しそうですね。

      手作りしたスライムも"漆黒スライム"にアレンジすることができるので、ぜひ試してみてください!

      公園での不思議体験、おうちでの不思議体験を通して、お子さんに科学の不思議を経験させてあげてください。
      楽しい!なんで?不思議!という気持ちが、学びへの好奇心につながるはずです!



      10月1日~2日「幼児のための体験型科学館」開催!

      YouTube上で10種類の実験動画を楽しめたり、Zoomでみぃ先生と楽しく実験をして遊んだり、シンキングノートを使って考える力を身に付けたり、親子で科学に触れあえるイベントです!10/10(日)まで、動画も見放題!詳細・お申し込みは、https://peraichi.com/landing_pages/view/mii-steam-eventまで

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執筆者

幼児向け実験教室主宰 みぃ

2歳と0歳の姉妹を子育て中の薬学部大学院卒のママ。
「何気ない日常を、ワクワクドキドキな科学の世界へ」と幼児向けの親子実験教室をオンラインやリアル教室で開講中。日常の科学を遊びへ転換させ、2歳からでも簡単に取り入れられるSTEAM教育遊びをInstagramで配信している。
ホームページ:みぃの親子実験教室
インスタグラム:@miii_edu

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