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管理栄養士おすすめ!野菜がもっと好きになるレシピ集

ほうれん草をおいしく食べられる子ども大好きレシピ【管理栄養士おすすめ】

ほうれん草をおいしく食べられる子ども大好きレシピ【管理栄養士おすすめ】
ほうれん草が苦手という子ども、たくさんいますよね。ほうれん草がなぜ子どもに嫌われてしまうか、その理由をもとに、苦手を克服して少しずつ口にできるようになるレシピを管理栄養士・尾花友理さんがセレクトしました!
目次

緑黄色野菜の代表格、ほうれん草。

栄養たっぷりたっぷりのほうれん草は子どもに食べさせたい野菜のひとつですよね。

でもなんだか苦手…という子が多いのも事実。
どうしたらわが子がほうれん草を食べてくれるようになるのでしょうか。
その秘密は、子どもがほうれん草を嫌いな理由に隠されているんです!

わが子に食べてほしい!ほうれん草に含まれる栄養をおさらい

まずは食べてほしい、ほうれん草の栄養についておさらいしてみましょう。

ほうれん草といえば、ポパイが食べると一気にパワーアップすることでもおなじみですが、その理由はほうれん草には血液を作る鉄分や骨を作るカルシウムが豊富だから。
そのため、成長期の子どもに、ぜひとも食べてもらいたい野菜なのです。

また、粘膜を丈夫に保ち、菌やウィルスの侵入を防ぐ働きをするβカロチンの含有量も、野菜の中でトップクラスを誇ります。

子どもがほうれん草を嫌いなのは、子どもなりの理由があった!

子どもは大人よりも味や香りを敏感に感じるといわれています。
ほうれん草は緑黄色野菜の代表だけあって、青臭さや苦味、えぐみがいっぱい。
まずは子どもの気持ちに寄り添って、それらを取り除いてあげることが苦手を克服する近道です。

「かみきれない」

繊維の多いほうれん草は、どうしても嚙み切りにくいもの。
噛み切ることや咀嚼が上手にできないこの時期の子どもは、それだけで食べるのがいやになってしまいます。
なるべく短く切ることを心がけるとよいでしょう。
また葉の部分は幅広いため、横だけでなく縦にも包丁を入れるようにしましょう。

やわらかくするために、茹でる時間を少し長めにするのも効果的です。

「にがくてイヤだ!」

ほうれん草は「えぐみ」が強い野菜。
えぐみの正体はシュウ酸という成分です。

成分はえぐみだけでなく、結石の原因にもなるため、炒めたり煮たりする前に、茹でて流水にさらして取り除いてから使うようにしましょう。

生食用で販売されている「サラダほうれん草」はシュウ酸が少ないため、茹でずに食べることが可能です。もちろん、加熱するときに選んでもいいですよ。

【ステップ別】ほうれん草が好きになる!子ども向けおすすめレシピ

どんなレシピなら食べてくれるかな? そんなふうに悩みながらレシピを探すことが多いですよね。
そこで『楽天レシピ』から子どもがほうれん草を食べられるようになるレシピを厳選してみました。

ステップ1 :すりつぶしてピューレ状に

まずは苦手な理由である、ほうれん草の苦みはしっかり茹でて水にさらすことで軽減できます。
「かみきれない」ならミキサーやフードプロセッサーにかけてピューレ状からはじめてみましょう。

ほうれん草の冷製ポタージュ(楽天レシピより)

玉ねぎをバターでしっかり炒めると甘味が引き出されてさらに食べやすくなります。
小分けして冷凍保存しておけば、レンジ解凍で食卓に出せてとっても便利ですよ。

ステップ2 :みじん切りにする

次はみじん切りのほうれん草を試してみましょう。こまかく刻めば、噛み切りにくいなどの問題がなくなります。

子どもが喜ぶ!ほうれん草のカレー(楽天レシピより)

カレーの香りで、ほうれん草のにおいや苦味も感じにくくなります。ひき肉を使ったカレーなら、肉も食べやすく、そして煮こみ時間が短く済んで、おとなも楽チンとうれしい限り。

ステップ3 :好きな食材、味と組み合わせる

みじん切りが食べられたら、長めに切ってグラタンに。ほうれん草は少しっかり茹でるようにすると、柔らかくなって食べやすいはず。

とろ~りほっくり♡さつまいもとほうれん草のグラタン(楽天レシピより)

甘いさつまいも、大好きなウインナーと一緒にクリーミーなホワイトソースをからめてパクっといただきます。

具材に小麦粉をしっかりからめて、粉っぽさがなくなるまで炒めてから少しずつ牛乳を加えれば、ダマにならずになめらかなホワイトソースが完成するのもうれしいですね。

ほうれん草のえぐみを排除。でも食べられなくても無理しない!

茹でて流水にさらしてから使うことで、ほうれん草はえぐみをだいぶ軽減することができます。
毎回茹でるのは大変なので、まとめて茹でて水けをしっかり絞り小分けに冷凍しておくと、すぐに調理に使えて便利です。

でも、どんなにがんばっても食べられないことのほうが多いかもしれません。
特にこの時期の子どもは、日によって気持ちや体調などの変化が激しいもの。
好き嫌いを克服することよりも、食べること自体が嫌いになってしまったり、食べることやほうれんそうに嫌な記憶を残さないことのほうが大切です。

食べられなくても食卓に出し続けることで急に食べられる日がくることがあります。
食べられたらラッキー☆くらいの気持ちでいられるといいですね。
また大人がおいしそうにパクパク食べる姿を見せるのも大事なことの一つです。

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執筆者

管理栄養士・料理研究家 尾花 友理

給食委託会社において産業給食、保育園給食などの献立作成及び給食管理、栄養相談などを経験。料理研究家のアシスタントを経て、大手レシピサイト運営会社にてレシピ開発や動画撮影に従事後、独立。管理栄養士としての豊富な知識とリアルな生活者の気持ちや暮らしに寄り添った、取り入れやすい栄養アドバイスやレシピに定評がある。

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