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3歳からはじめる★おてつだいキッチン

イベント料理はおやこで盛り上がる最高の知育に!簡単ハロウィンメニュー★かぼちゃのジャックオランタン茶巾

イベント料理はおやこで盛り上がる最高の知育に!簡単ハロウィンメニュー★かぼちゃのジャックオランタン茶巾
"料理は最高の知育!"と語る料理研究家の関岡弘美さんに、3歳から楽しめる子どもクッキングを教えてもらう連載。今回はハロウィン特別版!ハロウィンのおうちごはんにおすすめ!子どもと一緒につくる簡単でおいしい「ハロウィン茶巾(ちゃきん)」をご紹介します。
目次

今回のおてつだいキッチンは、10月31日の「ハロウィン」を楽しむイベントメニューです。

子どもが楽しみにしているイベントは、おやこ料理を始めるいいきっかけに♪おやこで作って、家族やお友だちと食べれば忘れられない体験にもなりますよね。

これまでに挑戦してきた「混ぜる」「丸める」「つぶす」「型抜きする」を使って、おやこで楽しいハロウィンメニューを作りましょう。

材料はたった4つ!ジャックオランタンの顔が可愛い子どもが大好きな味のメニューですよ。

かぼちゃのハロウィン茶巾

材料(10個分)

かぼちゃ…1/6個(正味200g)
砂糖…大さじ1
バター…20g
牛乳…大さじ2

作り方

1.かぼちゃはラップで包み、600Wの電子レンジで4分加熱する。スプーンなどで皮をはがし(後で型抜きして飾りに使うのでとっておく)、身のほうをボウルに入れて、つぶす。
2.かぼちゃに砂糖を加え、混ぜる。バター、牛乳も順に加え、よく混ぜ合わせる。
3.ラップを広げ、10等分にしたかぼちゃをのせてラップで包み、丸く形を整える。器に取り出し、かぼちゃの皮を好みの型で抜いてのせる。

かぼちゃを加熱する準備

種を取ったかぼちゃは、まるごとラップで包んでレンジにかけます。
子どもはラップで包むところをお手伝い。「固いね」「皮が緑で中はオレンジだね」など、加熱前のかぼちゃを一緒に観察してみましょう。

レンジでチンしたらつぶそう

電子レンジにかけたかぼちゃは、ほくほく、柔らかくなっています。
熱いので、皮から身を外すところは大人が担当します。皮を取り置いておくことも忘れずに。 ボウルに入れたかぼちゃの実を、マッシャーを使ってつぶしていきましょう。ボウルの下には、ぬれぶきんなどを敷いて、動かないように固定しておきます。

ほくほくの湯気とともに、かぼちゃのいい匂いが立ち上ってきます。「柔らかくなったね」「いい匂いがするよ」とかぼちゃの変化を楽しみます。

材料を入れて混ぜよう

かぼちゃが全部つぶれたら、砂糖、バター、牛乳を入れて混ぜていきます。

混ぜるのは、ゴムベラ、スプーンなど、使いやすいものでOK。
砂糖を最初に混ぜると、かぼちゃが柔らかくなって、次の材料が混ぜやすくなります。バターも熱いうちに混ぜて、溶かしながらなじませましょう。

ラップを使って丸めよう

混ぜたかぼちゃ生地は、ラップを使って丸めます。10等分したらラップにのせて、包める状態にして、子どもに渡してあげましょう。

閉じたラップの口をひねるようにすると、きゅっと丸くなるよ、と見本を見せてあげるとやりやすくなります。 「丸くなってきたね」「上手に形ができたかな」と見てあげましょう。
形が整ったら、ラップを外して、バットなどに並べていきます。

型抜きしてデコレーションしよう

できたかぼちゃの茶巾に、残しておいた皮でデコレーションしていきます。好みの抜き型で、かぼちゃの皮を抜いて、トッピングしていきましょう。

かぼちゃの皮は、内側だったほうを上にして抜くと、きれいに形を出しやすくなります。抜けたら指で押して取り出し、かぼちゃにのせていきましょう。

ハロウィンのジャックオランタン風の顔は、子どもには少し難しいので、残りの皮で大人が一緒に作ってあげてください。目や口を乗せるのは、できる子はチャレンジしてみましょう。

手作りのかぼちゃの茶巾ができました!

ハロウィンがもっと楽しくなること、間違いなし。甘さ控えめで、おやつにも、おかずにもなる味なので、ぜひ作ってみてくださいね。

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執筆者

料理研究家 関岡 弘美

食育雑誌の編集に携わった後、渡仏。フランス料理、菓子、ワインを学ぶ。現在は、雑誌、テレビ、広告などを中心にレシピを提案。都内でおもてなし料理の教室を主宰。4歳の息子の子育てに奮闘中。

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