いつの時代も子どもに大人気な乗り物といえば、「列車」ですよね。駅で新幹線や特急などを見つけるたびに目を輝かせる子どもは多いのではないでしょうか。
そんな列車好きな子どもにぴったりな新刊の絵本が発売されました!
今回紹介するのは2021年9月に発売されたばかりの新刊『せんろはつづく にほんいっしゅう』(金の星社刊)。
著者の鈴木まもるさんの絵は、無機質な列車を柔らかくもスピード感のあるタッチで表現されていて、見ているだけでほっこり。
絵本の中で登場している列車は500を超え、新幹線や貨物列車、在来線など、種類を問わずいたるところにたっぷりと描かれています。
列車好きな子どもが本を開けば、「あ、これは○○○線だ!」「これ乗ったことある!」と大喜びすること間違いなし!
物語は、東京を出発して日本を一周する鉄道の旅。
全国各地の列車が紹介されますが、それだけではありません。
列車の中で食べてみたい駅弁や都道府県の鳥なども紹介されており、頭の中で旅先に想いを馳せることができますよ。
物語の本文だけでなく、掲載されている車両や各地の風景にも小さな解説が!
さらに全国を12の場面に分割して地図でなぞりながら紹介しているので、自分の住んでいるところを走っている列車を知れたり、「ここに行ってみたい!」と次の目的地をおやこで一緒に考えたりできるのもうれしいですね。
青森と北海道を結ぶ青函トンネルも、見開きでダイナミックに描かれています。
新幹線・はやぶさの車窓に浮かぶ旅人まで描ききっており、細かな表現に大人も深く見入ってしまいます。
こちらの絵本は2003年に1作目の初版が発売された「せんろはつづく」シリーズの第4弾。 2作目『せんろはつづく まだつづく』(2009年)、3作目『せんろはつづく どこまでつづく』(2011年)に続く、10年ぶりの新刊となります。
作者の鈴木まもるさんによると、新たに電車の絵本を考えていたときに「そうだ、日本中の電車を全部描いちゃえば、今の日本に住む人の暮らしや今の日本が感じられる絵本になるか」と思いつき、作り始めたのだのだとか。
そして作っていくうちに、これは『せんろはつづく』(金の星社)の進化系だと思い、このシリーズの子どもたちに集まってもらったそう。
無邪気な笑顔で各ページに登場する子どもたちはカラフルな服を着た車掌(?)に扮して物語を彩ってくれますよ。
コロナ禍が落ち着いてきたら、家族で鉄道旅行をしながら絵本とともに遠くへ連れて行ってあげたいですね。
『せんろはつづく にほんいっしゅう』
著:鈴木まもる
発行:金の星社
定価:1,430円
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