【電車大好きっ子必見】日本地図が自然と頭に入っちゃう!冬休みに読みたい鉄道知識欲をガッツリ満たす絵本

【電車大好きっ子必見】日本地図が自然と頭に入っちゃう!冬休みに読みたい鉄道知識欲をガッツリ満たす絵本
かっこいい新幹線や特急の写真が盛りだくさんの日本地図絵本『でんしゃでまなぶにほんちず』(旅と鉄道編集部編/天夢人発行)をご紹介します。
目次

電車の絵本や図鑑が自宅にあふれている鉄分高めのお子さんを持つママパパへ、電車への情熱を地理への興味に変えてしまう絵本はいかがでしょうか。

隔月刊雑誌『旅と鉄道』編集部が、幼児から小学校低学年の子どもたちに向けて、鉄道と地図を合わせてわかりやすく紹介する絵本を刊行しました。
かっこいい新幹線や特急の写真をながめるのはもちろん、その電車がどこを走っているのかをたどりながら、都道府県や都道府県庁所在地、県の形や駅名などを親子で楽しく学んでみませんか。

お気に入りの列車はどこを走っているかな?

子どもが大好きな電車の写真を大きく、全ページカラーで掲載。全国各地を走る「新幹線」と「特急」を地図とともに紹介しています。停車駅はすべて掲載し、県庁所在地のある都市の重要駅を赤い丸で表記。また、全列車停まる駅を大きな丸で、一部の列車が停まる駅を小さな丸で示しています。
子どもたちの鉄道知識欲に応えるために、内容も易しくなりすぎないよう、形式や車両の特徴も紹介。繰り返し読んでも飽きない工夫が満載です。

正縮尺の日本地図で、つねに上が北になる工夫も

冒頭で都道府県の形がわかる日本全体の地図を掲載しているので、まず、自分が住んでいる場所が日本のどのあたりにあるのかを把握して、このあと登場する電車がどのあたりを走っているのかを調べることができます。

ひとつの見開きでひとつの電車を紹介し、方角に迷わないよう、地図はすべて北を上にしています。また、海岸線や県境をゆるく表記している以外は正縮尺の地図のため、縦に読むページもあります。

停車駅のわかる正確な地図やかっこいい電車の写真のほかにも、各県の名産品や特徴などをイラスト入りで紹介。親子で旅行気分を味わいながら、知らずしらず日本地理まで頭に入ってしまう一石二鳥の電車絵本です。

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鉄道と電車の名前がごっちゃになっているわが家の電車好き4歳男児。
同じ電車が、走る路線や行き先によって名前が変わるのを不思議がり、どうやって化けるのかと今でも疑問に感じているよう。地図で停車駅をたどりながら走る線路を確認できたら、息子の謎は解け、地理も理解してくれそうです。

『でんしゃでまなぶにほんちず』

旅と鉄道編集部編
発行:天夢人
定価:1500円+税
発売日:2020年12月18日

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執筆者

ライター 山口 舞

大学卒業後、テレビ局に勤務。幼児番組などを担当する。退職後、書籍・雑誌の編集に携わり、実用書や英語テキスト等を担当する。現在は、4歳男子の子育てをしながら、児童書の編集、児童文学創作、ソビエト児童文学の翻訳など活動中。

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