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成長著しい3~6歳。この時期の子どもをもつ保護者の子育ての悩みとは?

成長著しい3~6歳。この時期の子どもをもつ保護者の子育ての悩みとは?
いわゆる年少、年中、年長といわれる3~6歳の時期は、子どもたちの発達段階が大きく変化をする時期でもあります。「おやこのくふう」編集部は、3~6歳のお子さまをお持ちの保護者の方にむけて、子育ての悩みや感じていることについてアンケートを実施しました。
目次

「おやこのくふう」編集部が3~6歳のお子さまをお持ちの保護者に向けた子育てに関するアンケート。そこには、子どもの発達に応じて、赤ちゃん時代や幼児前期とは異なる新しい発見と同時に新たな悩みがたくさん生じているリアルが、見えてきました。

子どもとの意思疎通ができるようになってきた!いっぽう、叱ることが増えてきた…という実態も

お子さまが現在の年齢になり、子育ての中で感じることについて当てはまるものを教えてください

3歳をすぎると、意思疎通が図りやすくなり(とても+まあ80.2%)、食事が大人と似てきて楽になり(とても+まあ71.9%)、お世話の手がかからなくなってくる(とても+まあ64.5%)と、子育ての点で楽になることが増えてくるというのが、この調査から見て取れます。

また、3~6歳。この時期の発達の大きな特徴は『子ども同士の関わり』で共立女子大学家政学部児童学科 河原 紀子教授が話されているように、子どもにとってお友だちなどの世界がぐんと広がる(とても+まあ60.8%)のがこの時期の大きな特長でもあります。

親にとっても、お友だちとの関係は、子どもの成長を著しく感じられる大きなポイントになりますよね。

いっぽう、成長に応じて増えてくるのが、「その子なりの好きなもの、得意なことが見えてきたので、どのように伸ばしていいか悩むようになった」(とても+まあ57.1%)という悩みです。

歌を歌うのが好きな子、お絵かきに没頭する子、レゴで延々と何かを作り出す子、とにかく身体を動かして元気な子…。子どもによって個性がどんどん豊かになって、その子らしさをどのように伸ばしていってあげればいいのか。習い事を始める?もっと上手な声掛け方法は?苦手なことは克服しなくていいの? 親としては、悩みの質が大きく変わって戸惑うことも多くなるかもしれません。

また、この時期になるとぐんとふえるのが「叱ること」。

自我がどんどん目覚めて自己主張が活発になる分、早くしなさい!やめなさい!ちゃんとしなさい!など、親として注意しなくては、やめさせなくてはと思うシーンもぐーんと増えていきます。

そのため「叱り方がむずかしくなってきた(とても+まあ53.5%)と多くの保護者が感じているのが、この時期の子育ての特徴といえるでしょう。

そんなときは、こそだてコンサルタント原坂一郎さんの叱る回数を減らすための4つの心得を思い出すのがいいかもしれません。

原坂一郎さん直伝・4つの心得

  1. テキスト「できなくて当然」と思う
  2. 「1回叱ったら1回ほめる!」をルールにする
  3. 健康ですくすく育っていることに感謝する!
  4. あきらめる!

叱られるほど元気に育ってくれたわが子。そう思えば、ガミガミ叱ることも少なくなるかもしれませんね。

園に入学したり、習い事を始めたりと、社会生活がよりスタートするのがこの3~6歳の時期。親と子の離れた時間が増え、おやこ共に自立が進む(とても+まあ54.8%)時期でもあります。でも、手は少しずつ離しても心と目は離さないことがまだまだ必要です。

親にとっては、忙しい毎日ではありますが、まだまだ「子どもは、大好きな親に『受け止めてもらえている』『認められている』(前出:河原紀子教授)」と感じるのが、とても大切な時期。おやこでともに遊ぶ、語らう時間をぜひ大切にしていきたいものですね。

子育ての一番の悩みは「叱り方がわからない」。「子どもとの時間を動画などに頼ってしまう」という声も多数

お子さまを育てるうえで、現在の悩みにあてはまるものを5段階の中から選んでください

さらにダイレクトに、子育てに関する悩みを質問してみつろ、「つい感情的に叱ってしまうことがあり、叱り方がわからない」という悩みがとても+まあで73.3%と1位を占めました。

先にも述べた通り、子どもが自立していくにあたって、自己主張も自分で判断して行動することも、いわゆる「親のいうことをきかない」ことも多くなってきます。

いっぽうで、下の子のお世話や仕事や家事との両立など親もなかなか気持ちに余裕がないもの。すると、どうしても感情的に叱ってしまうことに…。
保護者の7割以上があてはまると回答しているということは、感情的に叱るのも仕方のないことなのかもしれません。でも、子どもにとっては、つらかったり、かなしかったりする体験になってしまいます。

前出の原坂一郎さんは叱っても言うことをきかない…を解決!子どもに伝わるたった4つのコツで、叱ると注意するとは違うと教えてくれています。

子どもへの声のかけ方

  1. ふつうの言い方で
  2. するべきことを
  3. 何度でも
  4. 教える

子どもをどうやって叱ったらいいかわからない、と悩んだらぜひこのポイントを思い出してみてくださいね。

また、「相手が大人だったら言わないだろうなぁという言い方はグッとこらえて、友達同士で話すような注意の仕方に変えていきましょう」(前出:原坂一郎さん)というのは、わかりやすい目安になるかもしれません。

また、現代の悩みともいえるのが「子どもとの時間において動画やTV,DVDなどに頼ることが多い」(とても+まあ59.9%)こと。これは多くの保護者のかたがドキッとするのではないでしょうか?

子どもネット研事務局メンバー高橋 大洋さんは、【完全保存版】幼児とスマホ動画、上手に付き合うために親が注意したいことで、動画・DVD・TVでは「おやこで共視聴」することの大切さを説いています。

共視聴とは、子どもと親がいっしょに見て声掛けをしていってあげるというもの。それが子どもの発達にもとっても大切なことなんだとか。

スマホ動画はどうしても画面が小さいので、目のためにも共視聴のためにも、テレビなど大きなモニターにつなげるのがよさそうですね。

なかなか子どもの話をじっくり聞いてあげられない(とても+まあ61.3%)のも、多くの保護者から悩みとしてあがりました。

忙しい毎日のなかで、こちらは本当にむずかしい課題ですが、お風呂で、寝る前に、などちょっとだけ親子で向き合える時間を創出するくふうができるといいですね。

=== 「3歳から6歳の時期の子育てに関するアンケート」調査概要
調査方法:インターネット調査
調査地域:全国
調査対象:3歳から6歳の子どものいる保護者 217名
調査実施時期:2020年8月11日(火)〜8月12日(水)

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